チェルシーが、レスターに所属するU−21フランス代表DFウェズレイ・フォファナに関心を示しているようだ。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』や同『90min』などが伝えている。
今夏、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが契約満了で退団したチェルシー。16日にナポリからセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの獲得を発表したものの、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタや同DFマルコス・アロンソらの退団も噂されており、さらなる守備陣の補強を画策している。
すでにオランダ代表DFマタイス・デ・リフトやオランダ代表DFネイサン・アケらの獲得に失敗しているチェルシーは、フランス代表DFジュール・クンデの獲得でセビージャと口頭合意していることが伝えられているものの、同選手がバルセロナへの移籍をより希望していることから、交渉は破談となる可能性が高くなっている。
そこで代役獲得に動き出したチェルシーは、フォファナやスペイン代表DFパウ・トーレス(ビジャレアル)、スロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(インテル)、クロアチア代表DFヨシュコ・バルディオル(ライプツィヒ)、フランス代表DFダヨ・ウパメカノ(バイエルン)、同DFベンジャマン・パヴァール(バイエルン)らをリストアップしているという。
その中でも、レスターに所属する21歳のフォファナが第一候補になっている模様で、新オーナーのトッド・ベーリー氏は交渉を開始する準備ができていることが報じられている。
なお、レスターとしては今年3月にフォファナと2027年6月30日までとなる新契約を締結したものの、ファイナンシャル・フェアプレーの問題を抱えていることから今夏に主力選手を放出する必要があるという。
ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス、イングランド代表MFジェームズ・マディソン、デンマーク代表GKカスパー・シュマイケルらとともにフォファナにもレスター退団の可能性があるようだが、果たしてチェルシーは同選手を獲得することはできるのだろうか。