ユヴェントスのフランス代表MFポール・ポグバにカタール・ワールドカップ欠場の危機が押し寄せているようだ。28日、フランスメディア『RMC SPORT』やスペイン紙『マルカ』が報じている。
ポグバは、23日に行われたグアダラハラとのプレシーズンマッチ後に右ひざの痛みを訴え、放射線検査などを受けた結果、25日にユヴェントスはポグバの右ひざ外側半月板に病変が見つかったことを発表。2か月程度の離脱が見込まれていた。
複数の報道によると、ユヴェントスはポグバに手術を受けてもらうことを希望しており、信頼出来る医療のスペシャリストと共にベストな選択肢を探している模様。しかし、手術を実施した場合には戦線離脱の期間が4か月程となり、それは同選手にとってW杯欠場を意味すると報じられている。
現在29歳のポグバは、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育ち、2012年夏からユヴェントスでプレー。2016年夏には当時の世界史上最高額の移籍金1億500万ユーロ(約147億円)でマンチェスター・Uに再び完全移籍。同クラブとの契約が満了となった今夏、2度目となるユヴェントスへのフリー移籍を果たしていた。
手術実施となれば、ポグバに大きな信頼を寄せてきたフランス代表のディディエ・デシャン監督は大きな悩みを抱えることが予想される。決断は果たして。