退団噂も…クロップ監督、フィルミーノの重要性を強調「必要不可欠な選手」

リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの退団を望んでいないようだ。28日、クラブ公式サイトが伝えている。

　現在30歳のフィルミーノは2015年夏からリヴァプールに在籍している。長年主力としてチームに貢献してきたが、現行契約が2023年6月30日までとなっているなかで、ユヴェントスなどからの関心が伝えられており、今夏の移籍の可能性が噂されている。

　去就に注目が集まっているフィルミーノについて聞かれたクロップ監督は「ボビー（フィルミーノの愛称）は私たちにとってとても重要だ」と同選手の重要性を強調しつつ、今夏の退団は望んでいないことを明らかにした。

「ボビーはこのチームの心臓と魂だ。ここ数年のプレースタイルが出来たのは、ボビーがいたからだった。だからこそ、彼がここまでのプレシーズンでほとんどの時間をトレーニングできていることに本当に嬉しく思っている。すべてが順調そうに見える」

「私はまったく問題がないし、彼のクオリティーに疑いの余地はない。残りのすべてはどうなるかを見ていくしかないが、彼は間違いなく私たちにとって必要不可欠な選手だ」