クラブのレジェンドから引き継いだ腕章…新主将ライスが胸中を明かす「学ぶべきことは沢山ある」

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2022年07月29日 16:30  サッカーキング

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新キャプテンに就任したライス [写真]=Getty Images
ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスが、新キャプテンとして意気込みを語った。28日、クラブ公式サイトが伝えている。

 現在23歳のライスはウェストハムの下部組織出身で、2016−17シーズンにトップチームデビュー。翌2017−18シーズンのプレミアリーグ開幕節サウサンプトン戦で初先発を飾ると、19歳ながら同リーグ戦26試合に出場した。2019−20シーズンにはプレミアリーグ全試合出場を達成するなど、在籍6シーズンでクラブ公式戦通算195試合に出場し10得点8アシストを記録する活躍を見せ、不動の地位を築いている。

 2021−22シーズンをもって、ウェストハム在籍18シーズンでクラブ公式戦通算548試合に出場したマーク・ノーブル氏が現役を引退。クラブの象徴的な存在であった同氏から腕章を引き継ぎ、新シーズンからキャプテンとしてチームを牽引するライスは「監督が、今季のキャプテンが僕であることを教えてくれた。トップチームに加入した5年前、まさか自分がウェストハムのキャプテンを務めることになるとは思ってもいなかったよ。ノーブルから引き継ぐことができるなんて…それはとても特別なことなんだ」と告白。さらに「サッカーチームのキャプテンになるというのは、夢のような話だと思う。どんなクラブであっても、それは絶対的な名誉なんだ。僕は今、キャプテンに就任したけど、ウェストハムの歴史を考えると、なおさら特別なことに感じる」と由緒正しき名門“ハマーズ”のキャプテンを務めることに言及した。

 また、自身の描くキャプテン像について語ったライスは「年を重ねたからこそ、もう少し視野を広げたいと思うんだ。以前の僕はとても大人しいタイプの人間だったけど、ノーブルがキャプテンシーを発揮しているのを見て、(当時はまだ、副主将に任命されてもいなかったけど)似たようなことをロッカールームでやっていたような気もする」と回顧。続けて「在籍年数で上の方になったし、若くても大きな声で、仲間を助けたい。試合前、色んな選手に声をかけることを心掛けているようにね。僕はとても気さくで、親しみやすい性格。誰にでも話しかけることができるし、チームメイトも僕のそのような部分に親しみを感じてくれていると思う」と新キャプテンとしての思いを明かした。

 最後にライスは「もっともっとレベルアップしなければならない」と向上心を示しつつ、「僕はまだ23歳だけど、たぶんみんなは僕のことを26歳、27歳だと勘違いしていると思うよ。もう何百試合もプレーしているし、本当にたくさんの良い経験をさせてもらった。でも、まだまだ学ぶべきことは沢山ある。これから先もずっと続いていくからね」と新シーズンに向けて意気込みを語っている。

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