チェルシーは。ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを放出する用意があるようだ。30日、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が自身の『Twitter』で報じている。
同氏によると、チェルシーはヴェルナーをローン移籍で放出する許可を出したとのこと。買い取りオプションを含めることについても併せて許可を出したようだと伝えている。なお、同選手を巡っては、ユヴェントスと2020年夏まで在籍していた古巣ライプツィヒが獲得に興味を持っているそう。しかし、どちらとも合意には近づいていないとロマーノ氏は報じている。
また、ヴェルナーに関してはニューカッスルも関心を寄せているという噂があるものの、ロマーノ氏曰く、「現時点ではサインのための直接交渉は開始していない」と伝えている。
現在26歳のヴェルナーは、シュツットガルトの下部組織出身。2013年夏にトップチームへと昇格し、2016年夏にはブンデスリーガに昇格したばかりのライプツィヒに移籍した。ブンデスリーガでの221試合89ゴール42アシストという数字をひっさげ、2020年夏の移籍市場でチェルシーに加入した。だが、加入後の2シーズンでそれぞれリーグ戦6得点、4得点とあまりにも寂しい結果に終わっており、放出の噂が挙がっていた。
きっかけさえ掴めば、再びのゴール量産もあり得るだけの実力を備えるヴェルナー。心機一転、ロンドンを飛び出す選択肢も悪いものではないか。