今夏マンU加入のエリクセン、新シーズンへ意気込み「どんなポジション、役割でも…」

マンチェスター・Uに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、新シーズンへの意気込みを語った。8月1日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　昨シーズン限りでブレントフォードとの契約が満了となり、今夏にマンチェスター・Uに加入したエリクセン。現地時間7月31日に行われたラージョ・バジェカーノとのプレシーズンマッチでは、中盤の一角としてスタメン出場し、61分までプレーした。試合後にエリクセンは、「良い一日だったよ。このスタジアムでホームのユニフォームを着てプレーすることに早く慣れなくてはいけないね。ファンも僕のことを歓迎してくれたし、とても良い気分だった」と、本拠地”オールド・トラッフォード”デビューを振り返った。

　ラージョ・バジェカーノ戦ではトップ下を定位置としつつ、時折低い位置まで下がってボールを引き出すなど、柔軟なプレーを披露した。自身の起用法についてエリクセンは、「監督が望むプレーをしたい。監督がチームを作り、自分はその中でプレーする。どんなポジション、役割でも良いから、できるだけ多くプレーしたいね」とコメント。続けて、間も無く開幕を迎えるプレミアリーグに向けて、次のように意気込みを語った。

「ここからが本番だ。いよいよ本当のシーズンが始まる。プレシーズンの最後の試合でプレーして、体力と良い感触を取り戻すことは選手にとって良いことだ。初戦に向けてこれから精神的な準備をしていくことが重要だね。チームの状況は間違いなくポジティブなものだ。ここに来てまだ日は浅いが、良い雰囲気になっていると思う。ツアーの後も良い雰囲気が続いているし、この状態が続くことを願っているよ。初戦に勝って、良いスタートが切れると良いね」

　2022−23シーズン、エリック・テン・ハフ監督のもとで新たなスタートを切るマンチェスター・U。これまで様々な強豪クラブで結果を残してきたエリクセンの活躍に期待がかかる。