元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが、セリエBのコモへの加入に近付いているようだ。7月31日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
現在35歳のセスクは、アーセナルやバルセロナ、チェルシーなどで司令塔として活躍。また、スペイン代表では通算110キャップを数え、2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ優勝や2008年と2012年のEURO連覇などに貢献した。
2019年1月からはリーグ・アンのモナコでプレーしていたセスク。同クラブでもコンスタントに出場機会を得ていたが、4シーズン目となった2021−22シーズンはケガの影響もあり出場機会が激減。公式戦の出場はわずか5試合にとどまっていた。今夏、モナコからの退団が発表され、現在は無所属となっている。
そんなセスクの新天地はイタリアになる可能性が高いようだ。報道によると、かねてから加入が噂されていたセリエBのコモへの移籍成立が間近に迫っているという。移籍市場に詳しいジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、セスクは現地時間8月1日にセスクはイタリアに到着し、メディカルチェックを受診する予定だとされている。メディカルチェックで異常が見つからなければ、正式に契約が締結される見通しとなっている。また、同氏によると契約期間は2024年6月までの2年間となる可能性が高いようだ。
加入間近と報じられているコモは、2021−22シーズンのセリエBを20チーム中13位の成績で終えていた。