チェルシーがブライトン所属のスペイン代表DFマルク・ククレジャの獲得に乗り出しているようだ。8月1日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ククレジャに対しては今夏、マンチェスター・Cからの関心が盛んに報じられている。実際にマンチェスター・Cは獲得に向けて3000万ポンド(約48億円)のオファーを提示。このオファーはブライトンに拒否されたものの、選手本人も移籍を希望しており、マンチェスター・Cがさらに好条件のオファー提示に踏み切る可能性が高いと見られていた。
しかし、報道によるとマンチェスター・Cに5000万ポンド(約80億円)というブライトンの要求額を支払う意思はなく、ククレジャの獲得交渉から撤退した可能性もあるという。そんな中、チェルシーが同選手の獲得に向けた動きを活発化させているようだ。
スペイン代表DFマルコス・アロンソの去就が不透明になっているチェルシーは、左サイドバック(SB)の補強を希望しており、2021−22シーズンのプレミアリーグで印象的な活躍を見せたククレジャをリストアップしたと伝えられている。報道によると、チェルシーはブライトンの要求額5000万ポンド(約80億円)を支払う意思があり、獲得交渉を優位に進めているようだ。なお、移籍市場に詳しいジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、現在クラブ間での交渉が進行中で、チェルシー側はU−21イングランド代表DFリーヴァイ・コルウェルを交渉に含めることも検討しているという。
ククレジャに関しては、同選手がブライトンに移籍希望を表明するトランスファーリクエストを提出したことが明らかになっている。今夏の移籍を希望しているククレジャ。果たして新天地はどのクラブになるのだろうか。