リヴァプールが、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタとの契約延長に向けて動いているようだ。1日、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。
同紙によると、2020年夏にウルヴァーハンプトンから加入し、2シーズンで全公式戦85試合に出場し、34ゴールを記録した同選手のパフォーマンスにリヴァプールは満足しているとのこと。ジョッタ側としても、契約延長に至れば大幅な給与増になると報じられている。
現在25歳のジョッタは、パソス・フェレイラの下部組織出身。2016年夏にアトレティコ・マドリードへと移籍するが、すぐにポルトにローン移籍。翌年、当時2部のウルヴァーハンプトンに再びローン移籍し、加入1年目でチャンピオンシップ優勝&プレミアリーグ昇格を勝ち取った。2018年夏に晴れて完全移籍を果たすと、そこから2シーズン連続でのリーグ7位フィニッシュに貢献。前述の通り2020年夏にリヴァプールへと移籍し、フロントスリーとの良質なローテーションを実現。昨シーズンはリーグ戦15ゴールを記録している。
また、チームを率いるユルゲン・クロップ監督は、これまで以上に前線3枠をローテーションすると、イギリスメディア『BT SPORT』が伝えている。内容は以下の通り。
「プレシーズンが始まる前、サディオ(・マネ/バイエルンに移籍)、ボビー(FWロベルト・フィルミーノの愛称)、モー(FWモハメド・サラー)という前線でスタートしたシーズンが2年、3年、4年あった」
「今、扉は全員に開いている。それが、我々が使わなければならないものだ。非常に多く、多彩で興味深い選択肢がある。それが自分の望んでいたことだ」
現在は離脱中で、6日に開催される開幕のフルアム戦も欠場が濃厚なジョッタ。それでも大きな信頼を寄せてくれるクラブからの契約延長は、大きな喜びに違いないだろう。