セビージャが、マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表DFアレックス・テレスを獲得するようだ。4日、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が自身の『Twitter』で伝えている。
報道によると、スペイン時間4日の朝に同選手はセビリアにてメディカルチェックを受診とのこと。2023年6月末まで1年間のローン移籍という条件で、マンチェスター・Uと合意に至ったと報じている。
また、セビージャはA・テレスと同時並行で、パリ・サンジェルマン(PSG)のドイツ代表DFティロ・ケーラーとも交渉を進めているとのこと。セビージャは、今夏の移籍市場で昨シーズンまでのレギュラー選手が2人とも他クラブに引き抜かれており(ジエゴ・カルロスがアストン・ヴィラ、ジュール・クンデがバルセロナに移籍)、その穴を補填するため、センターバックの獲得を狙っているようだ。
現在29歳のアレックス・テレスは、ジュベントゥージとグレミオでプレーした後、ガラタサライに移籍。2015−16シーズンにインテルへとローン移籍し、翌シーズンからポルトでプレーしていた。2020年夏の移籍市場でマンチェスター・Uに移籍し、主にイングランド代表DFルーク・ショーのバックアップを務めた。2021−22シーズンはショーの離脱もあり、プレミアリーグで21試合に出場した。
一方のケーラーは現在25歳。シュツットガルトとシャルケの下部組織でプレーした後、2015年夏にシャルケのトップチームへと昇格。2018年8月にPSGへ移籍した。昨シーズンはリーグ・アンで26試合に出場していた。
3シーズン連続となるチャンピオンズリーグ(CL)に参戦するセビージャ。経験豊富な選手たちを加え、ラ・リーガとCLの二足の草鞋を履きこなせるだけのスカッドを構築出来るだろうか。