「みんなの声援があったから最後まで粘りきることができた」と山内英輝【第4戦GT300決勝会見】

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2022年08月07日 20:31  AUTOSPORT web

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2022スーパーGT第4戦富士 今季初優勝を飾った井口卓人と山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)
富士スピードウェイで開催された2022スーパーGT第4戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE』。8月7日に行われた決勝レースを終え、GT300クラスで優勝を飾ったSUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人と山内英輝が決勝日を振り返り、次戦への展望を語った。

井口卓人/第2スティント担当

「このサーキットに入ったとき、まさかこの場(優勝ドライバー会見)に来ることができるとは思っていなかったので、少し驚いているのですけども、まずこの富士大会で山内選手が記念すべき100レース目を迎えるということで、記念の大会ということもありました。第3戦鈴鹿が終わって、さまざまなテストをしてきた中で、本当にダンロップさんが特に決勝に強く、BRZに合うタイヤをチョイスしてくれたことが、この勝利に繋がったのではないかと思います」

「そしてやはり、最後の山内選手の気迫あふれる走りですね。100レース目を祝う、最高のレースになったと思います。本当に、最高な1日でした」

「(第5戦鈴鹿に向けて)450kmレースは作戦の幅も広がると思いますし、自分たちだけではなく、他の車両もどういう動向でレースを戦っているのか、非常に読みにくい部分が多いのですけど、今回この450kmでタイヤとクルマと含めて、強さを証明できたので、この流れを維持して、サクセスウエイト(SW)は重くなりますけど、チームと一緒に、そしてファンのみなさんと一緒に、鈴鹿大会も精一杯戦いたいと思います」

山内英輝/第1&3スティント担当

「戦略的にも、タイヤのパフォーマンス的にも、本当にみんなのおかげで勝てたレースだなと、改めて感じました。走っているときにも、常にクルマの状態も良かったので自信はありました。ただ、なかなかトップスピードが伸びないなかで、どう戦うかということが僕たちの課題だったのですけど、それをカバーできるクルマのパフォーマンスもあったのではないかと思います」

「僕は今回が100戦目でリストバンドを配っています。100戦目の感謝の気持ちをできるだけ多くの人に伝えたいと思っていたのですけど。ピットウォークなどでは配れないので、今回はファンシートのみなさんだけに限定させていただくことになりました。ただ、そんな感謝の思いがしっかりとかたちになって、恩返しができたのかなと思います。本当にみなさんの声援があったから勝つことができたレースだと思いますし、旗を振ってくれたみんなの気持ちがあったからこそ、最後まで諦めずに、なんとか粘りきれたので、みんなに感謝しています」

「(第5戦鈴鹿に向けて)今年450kmレースが3回もあるとは聞いてないので、契約の交渉をもう1回したいなと思いました(一同笑)。また長いレースになりますけど、チームの戦略はチームが考え、僕たちやるべきことは、コンマ何秒でも削ることだと思うので、そこの仕事をしっかりみんなに振り分けて、また勝てるように。次はまた重たくなりますけど、厳しいなかでもしっかりとポイントを取って、前に進めるように頑張っていきたいなと思います」
予選少し足りず2位でした。もっと精進して頑張ります。そして今回のレースでGT100戦目を迎えることができました。感謝の想いを形にしたかったので、手書きのポストカードとリストバンドを、SUBARUファンシート450名様の皆さんだけになってしまいますが、皆さんに作りました。 pic.twitter.com/1LboE6HN9P— 山内 英輝 (@hidekiyamauchi) August 6, 2022
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