コロナ禍のなか3年ぶりに開催された鈴鹿8耐に4万4000人が来場。ペンライトの光が再びサーキットを照らす

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2022年08月07日 23:40  AUTOSPORT web

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決勝レースをフィニッシュしたマシンたちをペンライトの光とともに待ち受けるグランドスタンド
三重県の鈴鹿サーキットで8月4〜7日に開催された『2022FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』。コロナ禍のなかで行われた今大会には、4日間で延べ4万4000人が来場した。

 真夏の祭典こと、国内の二輪ロードレースで圧倒的な人気と知名度を誇る鈴鹿8耐。2020年と2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響によって開催が中止されていたが、2022年、国内で行われるモータースポーツ世界選手権として、実に3年ぶりに鈴鹿サーキットに戻ってきた。

 今年の鈴鹿8耐公式レースウイークは8月4日(木)から始まり、5日(金)にはフリー走行と予選、6日(土)には上位10台のスターティンググリッドを決めるトップ10トライアル(今季は天候の影響で計時予選のトップ10クオリファイに変更)、そして7日(日)に8時間の決勝レースが行われ、Team HRC(長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ)が優勝を飾った。

 決勝レース終了後にはEWCおよび鈴鹿サーキットが4日間の観客動員数を発表し、コロナ禍のなか3年ぶりに開催された2022年の鈴鹿8耐に計4万4000人が来場した。内訳は、4日(木)が1000人、5日(金)が2500人、6日(土)が1万2500人、7日(日)が2万8000人となっている。

 ちなみに、2019年の前回大会はコロナ前とあり4日間で10万9000人を動員している。この年と比べてしまうとどうしても少ないが、いよいよモータースポーツの世界選手権が国内に戻ってきた。この後にはWEC富士6時間耐久レース、MotoGP日本GP、F1日本GP、WRC日本ラウンドも控えており、かつてのような盛り上がりが徐々に復活していくことに期待したい。

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