「すごいのはルフィであって私ではない」声優界のレジェンド・田中真弓ドキュメント

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2022年08月09日 16:01  TVerプラス

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声優・田中真弓が8月9日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される『セブンルール』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜23:00〜)に出演する。

同番組は、“今最も見たい女性”に密着し、 自身が課す“7つのルール=こだわり”を手がかりに、人生観を映し出すドキュメントバラエティ。出演者は青木崇高、尾崎世界観(クリープハイプ)、長濱ねる、本谷有希子、YOU。ナレーションは、小野賢章が務める。

今回の主人公は、声優の田中真弓。国民的アニメ『ONE PIECE』 のルフィをはじめ、『ドラゴンボール』のクリリンや『天空の城ラピュタ』のパズー、『忍たま乱太郎』のきり丸など、デビュー以来、200以上もの役を演じてきた声優界のレジェンドだ。

声優を始めて44年、そのおよそ半分をかけてルフィを演じ、いまや『ONE PIECE』の看板でもある田中は、普段からキャラクターたちに囲まれて生活している。テレビ初公開となる自宅にはあふれるほどのワンピースグッズが。原作者の尾田栄一郎や、共演する声優たちとは個人的な付き合いも多く、部屋のいたるところにお宝が眠っている。そんななか、意外にも彼女がいちばん好きなキャラクターがルフィではないことが判明。長年にわたってアニメの声優を務めてきた彼女だからこそ気づいた、男性キャラクターに対する、ある持論を展開する。

また、「声の使い方が唯一無二」「声を放った瞬間に表情が見えてくる」と、声優仲間がその実力を絶賛する一方で、田中は、戦うシーンで大声を張り続けることが年齢とともにつらくなってきたと本音をもらす。そんな彼女が、商売道具ともいえる喉を守るために行っていることを披露するほか、ついに最終章に突入した『ONE PIECE』の原作への思いも明かす。

「すごいのはルフィであって私ではない」と謙虚な姿勢を貫く彼女は、一方で、「私自身を見てほしい、私の生身の肉体を通しての芝居を見てほしい」との思いから、役者として小劇場の舞台に立っている。実は声優業よりも役者業の経歴の方が長く、声優として名をはせた今もなお、彼女は自身の原点ともいえる、小さな舞台に立ち続けている。忙しい日々のなか、体はときに悲鳴をあげているというが、それでも譲れない思いとは? そこには、ルフィから教わったといって過言ではない、彼女のあるルールがあった——。

スタジオには、先週に続き、アンジャッシュ・児嶋一哉がゲスト出演。「原作は読まない」という田中のルールから、児嶋は、ドラマ『半沢直樹』に出演した時のあるエピソードを披露する。「良い(人の)役なのか悪い(人の)役なのか、決まっていない」と、ドラマスタッフに言われ撮影をスタートしたというエピソードなど、その当時の苦労を熱量たっぷりに語るが、『セブンルール』のイジリ番長・本谷に猛烈なツッコミを受けることに……!?
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