デザイナーの三宅一生氏が、8月5日に肝細胞がんで死去した。享年84。本人の意志により、お別れ会などは開催しないという。
広島県出身の三宅氏は、1938年生まれ。爆心地近くに架けられたイサム・ノグチの設計の二つの橋に感銘を受け、衣服デザインを志す。1965年に渡仏後はオートクチュールを学び、「ジバンシィ(GIVENCHY)」などのブランドで経験を積み、帰国後の1970年に「三宅デザイン事務所」を設立。1971年にはニューヨークコレクション、1973年にはパリコレクションデビューを果した。
なお、ISSEY MIYAKE INC.が展開するブランドの活動はこれまで通り行う予定だという。
Copyright(C) 2024 FASHIONSNAP 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。