フルアムは10日、ウェストハムからフランス人DFイッサ・ディオプを獲得したことを発表した。背番号は「31」に決定している。
契約期間は2027年6月末までの5年間。移籍金については明かされたいないものの、イギリスメディア『BBC』によると1500万ポンド(約24億円)程度だとされている。
現在25歳のディオプは母国のトゥールーズの下部組織出身で、2015年11月にトップチームデビューを飾った。2018年夏にはウェストハムに完全移籍で加入。同クラブではセンターバック(CB)の主軸として活躍し、公式戦通算121試合出場8ゴール3アシストという成績を残した。
フルアム加入に際し、ディオプはクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「フルアムに加入することができてとても嬉しい。自分の人生にとってとても良い章になることを期待しているよ。もう正式に決まったことだし、嬉しいよ。早くチームと一緒に練習したいし、仕事に取り掛かりたいね」
またフルアムのクラブ幹部トニー・カーン氏も、次のようなコメントを発表している。
「イッサ・ディオプを獲得したことにとても興奮している。彼は我々が長い間追い求めてきた才能あるDFだ。彼の経験と圧倒的な存在感は、今シーズンのプレミアリーグにおいて、そしてこれからの数年間において我々が明るい未来を築くために、我々のチームにとって重要な存在となるだろう」
フルアムは今夏すでにポルトガル代表MFジョアン・パリーニャやブラジル人MFアンドレアス・ペレイラ、ドイツ代表GKベルント・レノなどの実力者を獲得している。プレミアリーグでの実績豊富なディオプの活躍にも期待がかかる。