オーディションで抜擢され12歳で映画デビュー、原田芳雄の孫・原田琥之佑「最初だけ緊張したけど、思っていた以上に楽しかった」

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2022年08月12日 18:01  デビュー

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デビュー

写真『サバカン SABAKAN』で映画デビューを果たす原田琥之佑(C)Deview
『サバカン SABAKAN』で映画デビューを果たす原田琥之佑(C)Deview
 無名の子役を主役に抜擢し、1980年代の夏の長崎を舞台にした「子供が主役」の青春映画『サバカン SABAKAN』(8月19日公開)。演技初挑戦の番家一路(ばんか・いちろ)を主演に、原田琥之佑(はらだ・こうのすけ)、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、岩松了、そして草なぎ剛が出演する。オーディションサイト『Deview/デビュー』では、演技未経験ながらオーディションで本作に抜擢された子役の原田にインタビュー。本作の見どころや、長崎ロケでの思い出、初めて経験することばかりのなかで感じた素直な思いなどを聞いた。

【写真】原田琥之佑(12歳)そのほか撮り下ろしカット

【映画『サバカン SABAKAN』/原田琥之佑インタビュー】

――本作への出演が決まった際、どんなことを感じましたか?

【原田琥之佑】「親から『オーディションに合格したよ』と言われたときは、『マジで!?』ってびっくりして、最初は信じられなかったです。みんなでご飯を食べに行ったときに、さりげなく言われたので、“え? そうなの!?”ってよくわからなくて。それに、自分としてはたぶん落ちただろうなって思っていたので、受かったことは嬉しかったけれど、驚いたし、“大丈夫かな”っていう不安もあったりして、いろんな感情が合わさって、すごく複雑な気持ちでした」

――オーディションにはどんな想いで参加したのですか?

【原田琥之佑】「“自分はどこまでできるんだろう?”というような、ちょっと実力試しみたいな感じでもありましたが、“合格できたらいいな〜”くらいの想いでした」

――さきほど『自分的には落ちたと思っていた』とおっしゃっていましたが、手応えはなかった?

【原田琥之佑】「オーディション自体、ほぼ初体験だったので、緊張しすぎて震えてしまって…。目の前には監督をはじめ、いろんな大人たちがいっぱいいて、“自分はなんでここにいるんだろう”みたいな、自分でも意味がわからないような感覚になったことを覚えています」

――演技未経験ながら初めてのオーディションで合格。出演が決まったことに対して、ご家族や友人など周りの反応はいかがでした?

【原田琥之佑】「想像していた以上に家族や親せきとか、友達からも『良かったね!』っていろんな人に言ってもらえてうれしかったです」

――脚本を読んだとき、どのような印象を受けましたか?

【原田琥之佑】「こんな展開になるんだ!って驚きましたし、監督の純粋な気持ちみたいなものがすごく出ている作品だなって思いました。それと、僕が演じた竹本健次が、僕の性格と似ているところが多くて、“コレ僕じゃん!”ってなりました。ちょっとやんちゃな性格だったり、竹本の口調もセリフは長崎弁なので実際とは違うのですが、言い回しだったり、僕と似ている部分が多かったので、役作りはそこまで大変じゃなかったです。監督からも言ってもらったように普段通りの僕でいれば大丈夫だなって思いました」

――撮影前には、監督と主演の番家さんとのリハーサルがあったそうですね。

【原田琥之佑】「はい。長崎ロケに行く前に、都内のスタジオで監督と主演の(番家)一路くんの3人でリハーサルをやりました。お芝居の稽古というよりは、監督から映画のことや長崎ロケの説明を受けたり、一路くんと監督とで話し合いみたいなことをしたりして。説明や話が7割、実際に稽古をしたのが3割みたいな感じでした。一路くんとは初対面でしたが、リハーサルを重ねて仲良くなりました」

――監督とも、初めて会ったときに共通の話題で盛り上がったとか。

【原田琥之佑】「そうなんです。監督とオーディションで初めてお会いした時に好きなものを聞かれて。僕がドはまりしていたのが岡本太郎さんの本だったのですが、監督も岡本太郎さんがお好きだったらしく、そのほかにも水木しげるさんとか、いろいろと気が合って、初対面でしたがけっこう仲良くなれました。なので、演技のオーディションの時は監督がいらっしゃって、ちょっとだけ緊張がほぐれました」

――撮影に入る前、ご自身ではどんな準備をして臨みましたか?

【原田琥之佑】「心をちゃんと保つことを意識しました。僕、ちょっとメンタル弱いんです(苦笑)。怒りすぎただけで泣いちゃったり、クラスのみんなからはそれを“暴走”って言われているんですけど、そうとうメンタル弱いんですよね。だから、心を鍛えようと思って、恥ずかしがらないようにしようとか、筋トレをちょっとやってみたり、撮影前に悔いのないようにいっぱい遊んだりしてみました」

――初めての撮影現場は、新鮮なことばかりだったと思いますが、印象に残ったことは?

【原田琥之佑】「もともと僕は映画がすごく好きで、映画の本編はもちろん、メイキング映像を見るもの好きなんです。なので、現場では、“コレ、メイキング映像で見たことあるやつ!!”っていう機材があったり、“こんなものもあるんだ!”っていう、メイキング映像では見たことがなかった、いろんなことを実際に見たり、体験することができて楽しかったです」

――自分が観ていた映画の世界に入れて嬉しかった?

【原田琥之佑】「はい!すごく嬉しかったです!! 撮影初日の最初の撮影のときはすごく緊張したけど、みなさんがすごく優しくて、“こうしたら良いよ”っていろいろと教えてくださって、緊張がほぐれました。緊張したのは最初だけで、撮影が進むにつれて、“コレ、めっちゃ楽しい! 思っていた以上に楽しい!!”ってなりました」

――撮影で一番思い出に残っていることはどんなことですか?

【原田琥之佑】「全部が楽しかったし、全部思い出に残っているんですが、特に初日が一番思い出に残っています。緊張や楽しみ、不安とかいろんな感情が混ざり合っていたし、初日の撮影から山を登ったりするシーンがあって楽しかった。普段の生活で山登りすることってなかなかないので、すごくいい体験だったし、長崎ロケはすごく楽しかったです」

――演じた竹本は似ている部分が多いとのことですが、実際の学校ではどんな生徒なんですか?

【原田琥之佑】「陰キャなのか陽キャなのかわからない子かな。どっちのキャラも持っている感じだと思います。ただ、僕は友達がいっぱいいるので、そこは竹本と違うところかなと」

――今回の映画を経験されて、また演技に挑戦したいという意欲も出てきた?

【原田琥之佑】「またやってみたいです。小さい頃に夢中になって観ていた『仮面ライダー』にも出てみたいし、今回の『サバカン SABAKAN』のような、子供から大人まで楽しめる映画にも出たいです」

――では最後に、映画の見どころアピールをお願いします!

【原田琥之佑】「映画の予告編でも出てくるのですが、"青春の、少し前の、せいしゅん。"という、小学5年生のひと夏の冒険を描いた作品です。小さい子から大人までいろんな人に観てもらいたいです! 泣いて、そして笑顔になってもらえたら嬉しいです!!」

■プロフィール
原田琥之佑(はらだ・こうのすけ)●2010年2月2日生まれ、東京都出身。ギルドB所属。趣味:絵を描くこと、特技:ダンス。
本作が映画デビューとなる。祖父は俳優・原田芳雄。

【映画概要】
映画『サバカン SABAKAN』
2022年8月19日(金)全国ロードショー

小学5年生で人気者の久田と、同じクラスで嫌われ者の竹本。
1986年の夏、冒険をきっかけに、友情を育んだ二人の<青春の結末>とは――。

<story>
1986年の長崎。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。そんな久田は、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本と、ひょんなことからイルカを見るためにブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に合うが、この冒険をきっかけに二人の友情が深まる中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう。

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