IMPACTors・佐藤＆少年忍者・織山「ハート作って」記者リクエストに神対応

8月18日にスタートするドラマ『高良くんと天城くん』（MBS、毎週木曜25:29〜ほか）の放送直前イベントが8月13日に東京・神楽座で行われ、W主演を務めるジャニーズ Jr.の佐藤新（IMPACTors）と織山尚大（少年忍者）が登壇した。

本作は、クラスの一軍に所属するモテモテな高良瞬（佐藤）と、目立つタイプではないが明るく元気なピュア男子・天城太一（織山）による恋愛ドラマ。好き同士なのになかなか素直になれない男子高校生の日常を、ナチュラルな空気感で描き出す。

同じオーディションでジャニーズ事務所に入所した佐藤と織山。初めてドラマ会見に出席するという佐藤は「緊張してます」と話し、織山が「いちいちマイクをオフにしないで」とツッコむなど、さっそく和気あいあい。

演じる役柄について佐藤は「（自分が）一軍のかけらもなかったので、一軍として教室にいる時ってどういう気持ちなのかなと、ずっと考えながらやっていました」と回顧。感情を乗せずに無表情で話すのが難しかったといい、「すごくやり応えのある役をやらせていただいて、嬉しかったです」と充実の表情を浮かべた。さらに、自身のことは「モブモブのモブですね」と話し、「一軍の人たちってこういう感じなのかなって味わえたので嬉しかった」とほほえんだ。

一方、織山は「（企画書には）“地味め”って書いてあったんですけど、作品に入ったら『あれ？　この子テンション高くない？』みたいな」と、自身の想像と台本の印象にギャップがあったそう。そこで、「しっかり作り込むというよりは、現場に行って彼はどういう通学路で、どういう生活を送って、どう高良くんに恋したんだろうっていうのをシンプルに考えた」といい、「夜は富山の細い道とかを歩いて富山に慣れる作業から始めて、雰囲気を現場で作るっていう新しい感じでやらせてもらいました」と役作りについて明かした。

撮影中、体に触れ合うシーンについて「めちゃくちゃ話し合った」という2人。織山が「リハーサルで別にキスしなくてもいいよって言われてるのに……」とサラリと話したところで次の話題に変えると、「びっくりした、リハなのに俺が間違えて本当にチュウしちゃった話するのかと思った」と佐藤。織山が「本当そうだよ。リハだからやめろってブチギレた」と改めて打ち明けると、佐藤は「ドキドキしすぎて、監督の声が聞こえなくなっちゃって」と照れ笑いしていた。

今作のエンディング曲は、事務所の先輩である中山優馬が歌う「Squall」。佐藤は「自分が主演をやるドラマのエンディングを先輩が担当してくださるなんて思ってもいなかった」と感激し、織山も「ほんっとうにあの優馬くんが!?　エンディングを!?　ってびっくりしました」と同調。さらに織山は、「いつかコンサートでやれるように、そのくらいビッグな存在になれるように。まだ技術的にも優馬くんのカッコよさには追いつけないので」と飛躍を誓った。

ここで、お互いの答えが一致するよう想像して回答する「仲良しテスト」を実施。「第1話の好きなシーン」について聞かれると、“告白するシーン”で見事に一致し、「マジ!?」「めちゃくちゃ嬉しいね、これ!!」と大興奮。2問目の「富山ロケで印象的だった場所」については、何十分に一回しか通らない電車をバックにした緊張感のある撮影、3問目の「実際に友達になりたいキャラクター」には、それぞれ「香取」と回答。見事に全問一致となった2人は「怖い怖い！」と互いの相性の良さに驚いた様子で、「仲の良さは恋人級」との判定に「やったぁ」とガッツポーズ。一方で、友達になりたいキャラクターには「ちょっと天城くんって書いてほしかったけどね」とぼやく織山に、佐藤が「でも高良くんって書いてないじゃん。どっちもどっちだよ！」と返すなど、プライベートでの関係性も垣間見せた。

最後に佐藤は「とても人気な作品で緊張しましたけど、一生懸命演技しました」と語り、「気楽にラジオ感覚で見てほしいなと思うんですけど、油断してるととんでもないパンチが飛んでくるので、そこだけは注意して」とドラマをアピール。織山は「多少オーバーなところはありますけど、本当に教室の一角を隠し撮りしたみたいな。リアルなBLというか、恋愛ドラマになっておりますので、いろいろな場面でドキドキしていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。

イベント終了後に行われたフォトセッションでは、パネルを持ってたくさんのフラッシュを浴びて「やってみたかったやつ！」と嬉しそうな佐藤に、「かわいい」とつぶやく織山。「もっと顔を近づけて」「ハートを作って」という記者たちからのリクエストにも、笑顔で息ぴったりに応えていた。