ビルバオやスペイン代表でプレーしたMFサン・ホセが現役引退「サッカーは僕の全てだった」

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2022年08月15日 11:34  サッカーキング

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現役引退を発表したMFサン・ホセ(写真は2019年)[写真]=Getty Images
アスレティック・ビルバオやスペイン代表でプレーした経歴を持つMFミケル・サン・ホセが、14日に自身の公式Twitterを更新し、現役から引退することを発表した。
 
 1989年5月30日生まれのサン・ホセは現在33歳。アスレティック・ビルバオの下部組織出身で、2007年夏にリヴァプールへと移籍した。主にリザーブチームでの出場となった同選手は、2009年夏に“古巣”アスレティック・ビルバオへレンタル移籍加入。2009−10シーズン終了後に同クラブへの完全移籍が発表されると、2020年夏に退団するまで公式戦通算397試合に出場し37得点を記録した。なかでも、2015−16シーズンのスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スーパー杯)・ファーストレグ バルセロナ戦では、ハーフウェーライン付近からゴールを決めて、同大会優勝に大きく貢献している。

 11シーズンを過ごしたアスレティック・ビルバオ退団後、サン・ホセはバーミンガムでのプレーを経て、2021年夏にSDアモレビエタへと移籍。昨シーズンのセグンダで27試合に出場したものの、チームは3部降格の憂き目に遭った。またサン・ホセは、シーズン終了後に契約満了により同クラブを退団していた。

 サン・ホセは14日に自身の公式Twitterを更新し、現役引退を発表。幼少期からプロキャリアをスタートさせるまでの日々を懐古するとともに、全てのファンに感謝の思いを語った。

「子供の頃からサッカーは、僕の全てだった。チャントレアでプレーしていた6歳の僕は、今の自分になるまで大きな夢を抱いていたよ。時にはとても厳しいこともあったけど、それと同時にすべてを与えてくれた。振り返ってみると、辛いことを経験したからこそ、良いことに感謝できるようになった。決して変えることはできない。故郷を離れ、幼い頃に好きだった人たちとも別れなければならなかったけど、新しい家族を見つけることができた」

「僕は一人で歩いたことはない。大好きなものに“さよなら”を告げるのは本当に辛いし、自分の体がもうプロフェッショナルなレベルについていけないという事実が悲しい。自分自身を大切にすることが重要で、そうする時が来たのだと思う。この言葉をもって、この旅を忘れがたいものにしてくれた全員に思いを馳せたい。“未来への希望に満ち溢れ、この夢が決して色褪せることはない”」

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