チェルシーが、エヴァートンに所属するU−21イングランド代表FWアンソニー・ゴードンに関心を示しているようだ。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』や同『BBC』などが伝えている。
現在21歳のゴードンはエヴァートンの下部組織出身で、2017年12月にトップチームデビューを果たし、これまで公式戦通算62試合の出場で4ゴール8アシストを記録。今シーズンもプレミアリーグ開幕から2試合連続でフル出場を果たしている。
そんなゴードンに対し、攻撃陣の補強に動いているチェルシーが興味を示しているという。報道によると、チェルシーは4000万ポンド(約65億円)のオファーを提示したものの、エヴァートン側はこれを拒否したことが伝えられている。
なお、『BBC』ではチェルシーはゴードンとの個人条件で問題がないため、近日中に合意する可能性もあることを指摘。また、エヴァートンが選手の譲渡を求めていることから、アルバニア代表FWアルマンド・ブロヤやイングランド代表MFコナー・ギャラガーなどのレンタル移籍に移籍金が加えた形で取引される可能性もあるようだ。
一方、『スカイスポーツ』ではエヴァートンとしてはゴードンの放出を望んではいないものの、売却するのであれば最低でも5000万ポンド(約81億円)を望んでいることが報じられている。
今シーズンからエヴァートンの10番を背負っているゴードンだが、果たして今夏の移籍市場で11歳から所属するクラブを離れることはあるのだろうか。