逆転FK弾はアラバから志願!? アンチェロッティ監督が一幕を明かす「早く出してと…」

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2022年08月15日 13:16  サッカーキング

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アラバの交代劇について明かしたアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、14日に行われたラ・リーガ開幕節アルメリア戦を振り返った。15日付でスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 昨季ラ・リーガおよびチャンピオンズリーグ(CL)王者のレアル・マドリードは、14日に行われたラ・リーガ開幕節でアルメリアと対戦した。今夏の移籍市場で加入したDFアントニオ・リュディガーとMFオーレリアン・チュアメニが揃って先発出場となった一戦だったが、6分に先制点を許してしまう。それでも61分、ゴール前の混戦からDFルーカス・バスケスが決めて同点とすると、74分にダヴィド・アラバのFKがゴールネットを揺らす。試合はこのまま2−1で終了し、レアル・マドリードは敵地で逆転勝利を飾った。

 まず、10日に行われたUEFAスーパーカップに出場した選手たちから疲労の色が見えた、と口にしたアンチェロッティ監督は「試合の入りは良くなかったね。前線のスピードで勝負するフレッシュさがなく、ディフェンスも固められていたから、シュートはたくさん打てたけど、なかなか得点のきっかけを掴めなかった」と言及。続けて「後半は相手が少し疲れていたこともあり、私たちが主導権を握れたし、より多くのチャンスを得ることができた」とラ・リーガ連覇に向けて白星発進となった一戦を振り返った。

 またアンチェロッティ監督は「リュディガーは素晴らしいプレーを見せてくれたし、若手選手たちも普段通りのプレーだった。トレーニングでのパフォーマンスを考えれば、出場するのは当たり前」と披瀝。その一方で「今日は、メンタル面が不安定のように見えた。彼らはまだ若く、シャツの重圧もある。この試合が少し重くのしかかったのかもしれない。だけどそれは、私たちが支払わなければならない代償。(彼らは)とても才能に恵まれた選手たちだから、喜んで背負うよ」と若手選手を積極的に起用する姿勢を示した。

 最後に、ダヴィド・アラバの交代劇について、アンチェロッティ監督は「最初はカリム(・ベンゼマ)かトニ(・クロース)がFKを蹴るはずだった。だけど、アラバが入ることによって状況は変わる。彼はFKを蹴るのがうまいからね」と前置きしつつ、「ダヴィドは、『自分が蹴るから早く出して』と言ってきた。ベンゼマとトニに蹴るのを待て、と言うのは簡単ではなかったよ(笑)」と逆転ゴールに繋がる一幕を明かしている。

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