チェルシーのエヴァートンに所属するU−21イングランド代表FWアンソニー・ゴードンに対する2度目のオファーは拒否されたようだ。16日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
現在21歳のゴードンはエヴァートンの下部組織出身で、2017年12月にトップチームデビューを果たし、これまで公式戦通算62試合の出場で4ゴール8アシストを記録。今シーズンもプレミアリーグ開幕から2試合連続でフル出場を果たしている。
そんなゴードンにはチェルシーが関心を示していることが明らかになっており、14日には4000万ポンド(約65億円)のオファーを提示したものの、エヴァートン側に拒否されたことが報じられていた。
しかし、ゴードン獲得を諦めていないチェルシーは、今回の報道によると、2度目のオファーとして4500万ポンド(約73億円)の移籍金を提示したものの、再びエヴァートン側に拒否されたようだ。
なお、エヴァートンとしてはイングランド代表FWドミニク・カルヴァート・ルーウィンが負傷離脱している中で今シーズンから10番を背負っているゴードンの放出を望んでいないものの、さらなる移籍金が上乗せされた場合には攻撃陣の補強に再投資するために同選手の売却を受け入れる可能性もあるという。
報道によると、5000万ポンド(約81億円)がその妥協点になると見られており、チェルシーはさらなる増額をした再オファーを提示することでゴードンを獲得することができると期待している模様だ。なお、同選手自身はチェルシー加入を望んでいることが伝えられているが、果たして両クラブが合意することはあるのだろうか。