小野賢章×須藤祐実、「ハリー・ポッター」同窓会の吹替は「激ムズ」 背負い続ける「責任感」

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2022年08月19日 11:30  ORICON NEWS

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写真小野賢章、須藤祐実らによる日本語吹替版も収録『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』Blu-ray・DVD発売中
小野賢章、須藤祐実らによる日本語吹替版も収録『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』Blu-ray・DVD発売中
 映画『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されてから20周年を記念し、今年1月1日に米HBO maxにて『ハリー・ポッター20周年記念 リターン・トゥ・ホグワーツ』が公開され、初の“同窓会”とその豪華さは、世界中で大きな反響を呼んだ。日本では字幕版に加え、シリーズのオリジナル吹替キャスト(※一部を除く)による日本語吹替版を収録したBlu-ray・DVDが、本日19日より発売&レンタル開始となった(デジタル配信中)。

【動画】小野賢章×須藤祐実インタビュー

 映画キャストと同じように、本作のために再集結した「ハリポタ」声優陣の中から、ハリー役の小野賢章、ハーマイオニー役の須藤祐実にインタビューを敢行。久しぶりに「ホグワーツ」に戻ったダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソンの吹替をした感想、そして、世代を超えて、今もなお、多くの人を魅了し続けている「ハリー・ポッター 魔法ワールド」の魅力について聞いた。

――久しぶりに「ハリー・ポッター」作品の吹替収録をしていかがでしたか?

【小野】最初はちょっと緊張しました。久しぶりだったので。ですが、ちょっと話せば昔の、あの頃に戻れました。

【須藤】私は賢章くんの活躍をいつも拝見しているので、久しぶりという感じもしなかったんですけど、でもやっぱり会って、スタッフの方々のお話を聞いていたら、当時の記憶がどんどん蘇ってきて、懐かしい気持ちになりました。

【小野】今回は、映画の吹替ではなくて、ふつうに会話しているところに声を当てていくという超激ムズ日本語吹替だったので、大変でした。

【須藤】せりふじゃない感じのニュアンスとか、当時を思い出しながらしゃべっている感じとか、ちょっといつもと違いましたね。

【小野】しかも気楽に声がかぶるんですよね。もうかぶりまくりで(笑)。

【須藤】落ち着いてーって(笑)。

【小野】そこはちょっと頑張ったので注目していただきたいですね。

【須藤】私はエマが女優のお仕事のほかに、国連で演説するような社会的な活動もされているので、すごく遠い存在になっちゃったな、と個人的に思っていました。久々に吹替をするにあたって、私の声であっているかな、私の方が子どもっぽくないかな、とすごく心配だったんです。けれど、実際VTRを観たらやっぱりエマはエマで、エマたちも3人そろったら当時にふっと戻るような、ちょっと無邪気な一面が見えたので、そのまますんなり素直に吹替できました。

――『賢者の石』公開から20年経ちましたが、20年という時間は?

【須藤】私はすごく昔に感じるかな…、どう?

【小野】いや結構、昔に感じますね、僕も。やっぱり覚えていないことが多くて、だから今日スタッフの方からのメッセージを聞いて、確かにそんなことあったな、と思うこともあれば、そんなことあったかな?と、全く覚えてないこともあって。それも含めて楽しかったです。

■今があるのは「ハリー・ポッター」がきっかけ

――お二人にとって「ハリー・ポッター」とは?

【小野】僕にとっては10代を共にした作品です。いまだに「ハリー・ポッターが好きです」「昔から見てます」と言っていただくことがとても多くて、今の僕があるのは「ハリー・ポッター」のおかげだと思ってます。

【須藤】10年間、同じ役をやるということもそうですし、子どもから大人へ一緒に成長できるというのは、本当に奇跡のような作品だと思っています。子どもの頃から一緒に作品を観てきた方もそうだと思うんですが、大きくなったね、と思ってくださっているんじゃないかと思います。

【小野】「ハリー・ポッター」をやっていなかったら、ここまで声の仕事をやれているだろうか、と考えると、間違いなく今こうして、声優としてたくさん仕事をさせてもらえているのは、「ハリー・ポッター」がきっかけだったというのを強く感じます。

【須藤】「ハリー・ポッター」は世界中で愛されている作品ですし、それなりの責任感といいますか、背負うものがあると思いますね。「ハリー・ポッター」シリーズの収録が終わった後も、やっぱり私たちはずっとハリーだね、ハーマイオニーだね、と言われるので。

――「ハリー・ポッター」の魅力とは?

【小野】成長記というところが、魅力かな。1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』はものすごく夢にあふれたワクワクの冒険があって、そこから始まって、ハリー、ハーマイオニー、ロンの3人の成長とともに、物語もダークになっていった。1作目から観ている人たちの成長にも合わせて、どんどん重いテーマが入ってきてたところとか、家族愛だとか、いろんなことを楽しみながら学べる、教えてもらえるところが、魅力だと僕は思います。

【須藤】映画が公開された当時には生まれてなかったような小さなお子様や若い方からも「ハリー・ポッター、好きなんです」「家族で観ているんです」と言っていただくことがあって、それがすごくうれしくて、世代を超えて20年経っても色褪せず、いまでも魅力がいっぱい詰まった映画なんだなって実感しています。

 自分が子どもの時に観て抱いた感想と、大人になってから改めて観た時の感想が違うな、と思うことがあって、自分が少しずつ変わってきているということも自覚できる。そこが、面白いと思いますし、何度も観返して、そのたびに面白いと思えるところが魅力だと思います。
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