初日はドゥカティ勢が上位を占め、ヨハン・ザルコが最速タイムをマーク/MotoGP第13戦オーストリアGP

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2022年08月19日 22:40  AUTOSPORT web

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写真ヨハン・ザルコ(プリマ・プラマック・レーシング)/2022MotoGP第13戦オーストリアGP
ヨハン・ザルコ(プリマ・プラマック・レーシング)/2022MotoGP第13戦オーストリアGP
 8月19日、MotoGP第13戦オーストリアGPのフリー走行1回目、2回目がレッドブル・リンクで行われ、MotoGPクラスはヨハン・ザルコ(プリマ・プラマック・レーシング)が初日を総合トップで終えた。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は12番手だった。

 レッドブル・リンクは昨年11月から今年3月にかけて安全性向上のためにレイアウト変更の改修工事が行われた。従来は1コーナーから3コーナーの間にゆるやかな左の高速コーナーが2コーナーとして位置していたが、右コーナーの2aコーナー、すぐさま左に切り返す2bコーナーが続くシケインへと変更されている。今回が新しいレイアウトでの初開催となった。

 フリー走行1回目は気温18度、路面温度20度。雨は上がっていたが、全ライダーがレインタイヤを履いての走り出しとなった。序盤はトップが何度も入れ替わり、ミゲール・オリベイラ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ザルコなどがトップタイムを記録する。

 残り時間20分を切って、ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)がトップ。セッション後半になると次第にスリックタイヤで走行を始めるライダーが増えていく。残り時間10分になるころにはザルコがレインタイヤで出したタイムがトップタイムだったが、スリックタイヤを履いたミルが0.237秒差の2番手に浮上しており、路面状況は確実に回復方向に向かっていたようだ。その後、残り時間7分にはほぼ全ライダーがスリックタイヤでの走行となった。

 こうした状況により、タイムは終盤にかけてどんどん更新されていった。中でもトップに立ったミラーはタイムの更新を連発する。ミラーは最後のアタックラップでもタイムを詰め、ただひとり、1分31秒を切って1分30秒756を記録。フリー走行1回目をトップで終えた。

 0.618秒差の2番手はザルコ、3番手はミル。4番手はホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は5番手だった。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は8番手でセッションを終えている。

 フリー走行2回目は気温25度、路面温度28度のドライコンディションでスタート。セッション前半はクアルタラロがトップタイムをマーク、2番手はリンスが続いた。3番手は変動があったものの、クアルタラロのトップとリンスの2番手は変わらないまま、残り時間は10分を迎える。

 しかしここで、雨が降り出す。各セッションの常として残り5分を切ったあたりで続々とタイムが更新されるが、雨が降り出したことで、ドライコンディションのうちに一刻も早くタイムを出すことが求められる状況となった。

 ここからは目まぐるしくタイムの更新が続いた。残り3分時点ではザルコがトップ。クアルタラロやバニャイアがタイムを詰めようとするもザルコのタイムには届かず、1分29秒837を記録したザルコがフリー走行2回目を制した。

 2番手はミラー、3番手はマルティン。クアルタラロは4番手に入り、5番手はバニャイアだった。このセッションではトップのザルコから8番手のエネア・バスティアニーニ(グレシーニ・レーシングMotoGP)まで、4番手のクアルタラロを除いてドゥカティライダーが占める結果となった。中上は12番手でセッションを終えている。
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