フォーデン、マンC一筋でプレミア通算100試合出場！　クラブ史上2番目の若さで記録達成

マンチェスター・Cに所属しているイングランド代表MFフィル・フォーデンが、プレミアリーグ通算100試合出場を達成した。マンチェスター・Cのクラブ公式サイトが伝えている。

　フォーデンは21日に行われたプレミアリーグ第3節のニューカッスル戦にフル出場。試合は2点ビハインドとなったマンチェスター・Cがノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、ポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァのゴールで追いつき、3−3で終了している。

　この試合でフォーデンはプレミアリーグ通算100試合出場を達成した。フォーデンは9歳でマンチェスター・Cのアカデミーに入団してから、同クラブ一筋で成長。2017年12月16日に行われた2017−18シーズンの第18節トッテナム戦で途中出場し、プレミアリーグ初出場を飾った。その後は主力に定着しており、レンタル移籍にも出ることなくマンチェスター・Cのみで活躍。昨季はプレミアリーグ28試合の出場で9ゴールを挙げ、マンチェスター・Cの2連覇に大きく貢献した。これまでのプレミアリーグでは25ゴール14アシストを記録している。

　フォーデンは22歳と85日でプレミアリーグでの出場試合数が「100」に到達。マンチェスター・Cのクラブ公式サイトによると、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でトップリーグ100試合出場を達成した史上最年少の選手になったという。マンチェスター・Cにとっては、元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏に次ぐ、2番目の若さでの記録達成となったようだ。

　マンチェスター・Cのアカデミーが育てた“最高傑作”と称されてきたフォーデンは、ここまで順調にキャリアを重ねてきた。今季のプレミアリーグでも全3試合にスタメン出場して1ゴール1アシストを記録。マンチェスター・Cがリーグ3連覇、そして悲願のチャンピンズリーグ優勝を達成するために欠かせない選手となっている。

　また、別のクラブではあるものの、20日に行われたプレミアリーグ第3節ボーンマス戦で、アーセナルに所属しているイングランド代表FWブカヨ・サカもプレミアリーグ通算100試合出場を達成。フォーデン、サカなど若くして安定した出場機会を確保するタレントが誕生していることは、イングランド代表の未来にとっても明るいニュースと言えるだろう。