マイケル・ジャクソンの甥、ハリー・スタイルズの「新キング・オブ・ポップ」の呼び名に異論

ハリー・スタイルズが表紙に登場した雑誌『Rolling Stone UK』で「新キング・オブ・ポップ」と銘打ったことが物議を醸している。“キング・オブ・ポップ”であるマイケル・ジャクソンの甥もこの件に対して異論の声をあげた。

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歌手のハリー・スタイルズは、女優のオリヴィア・ワイルドが監督した映画『Don’t Worry Darling（原題）』で主演を務めるなど俳優としても活躍している。プライベートでは同映画での共演をきっかけにオリヴィアと交際中だ。

そんなハリーが、このほど雑誌『Rolling Stone UK』の10・11月号の表紙に登場した。ハリーはピンク色のボクシングパンツに白い毛皮のコートを羽織り、ろうそくのついたケーキを持っている。

そして「新キング・オブ・ポップのハリー・スタイルズはどのように音楽界に火を灯したのか」と言葉が添えられているが、この「新キング・オブ・ポップ」がSNS上で大きな物議を醸しているのだ。

今も昔も“キング・オブ・ポップ”と呼ばれているのは一世風靡した大スター、マイケル・ジャクソンだた1人である。2009年にマイケルが死去して以来、誰も呼ばれることがなかった“キング・オブ・ポップ”にマイケルの甥タージ・ジャクソン氏は黙っていられなかったようだ。

タージ氏は、自身のTwitterでこのように述べた。

「新しいキング・オブ・ポップなんていない。Rolling Stone、君達がその名をつける権利はないし、その名を得たのも君達じゃない。僕の叔父が得た名だ。何十年もの努力と犠牲の引き換えにね。その名はもう役目を終えたよ。ハリー・スタイルズをディスってるわけじゃない、彼はとても才能があるよ。別の名を与えるべき。」

またSNS上でもさまざまな声があがっている。

「ハリーのことは大好き。でも“キング・オブ・ポップ”は違う。新キング・オブ・ポップは今後も存在しない。」
「“キング・オブ・ポップ”って呼ぶなら、せめてマイケルの『スリラー』のセールス超えてからだろ？」
「誰だって次の“キング・オブ・ポップ”になってもいい。表現の自由だからそれはマイケルだけに縛られるべきじゃないと思う。」


ちなみにハリーのファンらは、同誌インタビューで「将来子どもを持ちたいか」と聞かれている部分にも注目した。その問いにハリーはこのように答えている。

「そうだね。いつか子どもができたら、子どもには自分自身でいること、脆弱でいること、あとちゃんと共有することを促していきたいね。」

画像2、3枚目は『Rolling Stone UK　2022年8月22日付Instagram「＠HarryStyles is ＠RollingStoneUK’s October / November cover star」』『Taj Jackson　2018年11月7日付Instagram「Feeling great.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　Tina）