PSGとモナコの好勝負はドロー決着…ネイマールがPKで同点弾、南野は途中出場

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2022年08月29日 09:54  サッカーキング

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PSGとモナコの激戦はドロー決着に [写真]=Getty Images
リーグ・アン第4節が28日に行われ、FW南野拓実が所属するモナコはパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦した。ベンチスタートとなった南野は、64分から途中出場でピッチに立った。

 開幕からの3試合では計17得点と攻撃陣が爆発し、リーグ3連勝中のPSG。今節は新加入のレナト・サンチェスが初先発を飾り、リオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・エンバペとともにスタートからピッチに立った。一方のモナコは前節ホームでランスに1−4と完敗しており、アウェイの地で開幕戦以来の白星を目指す。

 試合は19分、中盤でボールを奪ったモナコがショートカウンターでチャンスを迎える。ケヴィン・フォラントがアレクサンドル・ゴロヴィンとのワンツーで一気に抜け出すと、そのまま持ち運び左足でシュート。これがゴールネットを揺らし、モナコが先制に成功する。

 リードしたモナコは33分、カイオ・エンヒキの蹴った直接FKが枠を捉えたものの、GKジャンルイジ・ドンナルンマのセーブで追加点とはならず。逆にPSGは44分、メッシがふわりとしたラストパスで絶好機を生み出すも、ゴール前のセルヒオ・ラモスとエンバペは決めきれず。続く45分には、メッシの強烈なシュートがポストを叩くと、跳ね返りに反応したエンバペのシュートもポストへ。チャンスを生かすことができず、モナコリードのまま前半を終える。

 試合は後半に入ると、まず最初にチャンスを迎えたのはモナコ。ウィサム・ベン・イェデルがスルーパスに抜け出すと、飛び出したドンナルンマを交わしシュートするも、ゴールを捉えることができず。反撃したいPSGは59分、メッシとの連携から最後はネイマールが決定機を迎えるも、これも決めきれない。

 すると64分、モナコは南野とブレール・エンボロをピッチへ送る。だが直後の66分、ロングボールを収めた南野からプレスネル・キンペンベがボールを奪うと、PSGがカウンターを発動。メッシのパスからネイマールが抜け出して仕掛けると、エリア内で倒されてPKを獲得する。これをネイマールが自ら冷静に決めて、ホームのPSGが試合を振り出しに戻した。

 逆転を狙うPSGは続く74分、高い位置でプレスをかけると、南野のパスがズレたところをアクラフ・ハキミが奪取。そのまま思いきり右足を振り抜くも、シュートはポストに嫌われ逆転ゴールとはならない。さらに84分には、ヌーノ・メンデスのロングボールに抜け出したエンバペが一対一を迎えるも、GKアレクサンダー・ニューベルが好セーブを見せてピンチを凌ぐ。

 試合はこのまま終了。PSGは最後まで逆転ゴールをあげることができず、今季のリーグ戦で初めて勝ち点3を逃すことに。一方のモナコは、難しい敵地から勝ち点1を持ち帰ることとなった。

 次節、PSGは31日にアウェイでFWオナイウ阿道が所属するトゥールーズと、モナコは同日にホームでトロワと対戦する。

【スコア】
パリ・サンジェルマン 1−1 モナコ

【得点者】
0−1 20分 ケヴィン・フォラント(モナコ)
1−1 70分 ネイマール(PK/パリ・サンジェルマン)

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