ベンフィカ移籍の噂も…フランクフルト指揮官は鎌田の残留を確信「間違いなく私たちと一緒にいる」

ブンデスリーガ第4節が28日に行われ、ブレーメンとフランクフルトが対戦。試合後、フランクフルトを率いるオリバー・グラスナー監督がインタビューに応じ、移籍の可能性が噂されている日本代表MF鎌田大地について言及した。28日、ドイツメディア『Hessenschau』が伝えている。

　昨シーズン、フランクフルトは全試合無敗のままヨーロッパリーグ（EL）を制覇。前身のUEFAカップ時代から実に42年ぶりの戴冠となり、大会がELとなってからはクラブ史上初の優勝となった。鎌田は、ELで13試合に出場して5ゴール1アシストを記録し、フランクフルトの大会制覇に大きく貢献している。

　現在、鎌田はベンフィカ移籍の噂が囁かれている。フランクフルトとしては、キーマンの鎌田が去るとなれば大きな痛手だが、グラスナー監督も同じ意見を持っているようだ。同監督は、4−3でリーグ戦初勝利を手にしたブレーメンとのアウェイ戦後にインタビューへと応じ、鎌田の去就についてコメントした。

「ここ数日、大地とたくさん話をした。彼は間違いなく私たちと一緒にいるだろう。間違いない」

「（ブレーメンとの）試合前、大地が私たちにコミットしてくれたことに安堵した」

　鎌田の移籍について、可能性を断ち切る発言をしたグラスナー監督。果たして、鎌田の去就はどのような結末を迎えるのだろうか。