リーガデビューから3戦で4発…レヴァンドフスキ、ファルカオ以来の“ロケットスタート”に

バルセロナに所属しているポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、ラ・リーガでのデビュー戦から3試合で4ゴールを記録した。

　今夏にバイエルンからバルセロナへと完全移籍したレヴァンドフスキは、13日に行われた開幕戦のラージョ・バジェカーノ戦でラ・リーガ初出場。21日に敵地で行われた第2節のレアル・ソシエダ戦では、新天地での公式戦初ゴールを含む2ゴールを挙げていた。続く28日開催の第3節バジャドリード戦でも2ゴールをマーク。4−0での勝利に大きく貢献していた。

　これで、レヴァンドフスキはバルセロナ加入後のラ・リーガ3試合で4ゴールを記録したこととなる。データサイト『Opta』によると、ラ・リーガデビューからの3試合で4ゴール以上を記録したのは、2011−12シーズンのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ（現：ラージョ・バジェカーノ）以来11シーズンぶりのことだという。ファルカオは2011年夏にポルトからアトレティコ・マドリードへ完全移籍すると、第3節のバレンシア戦で公式戦デビュー。同試合ではノーゴールに終わったものの、続く第4節ラシン・サンタンデール戦でハットトリックを達成した。第5節のスポルティング・ヒホン戦でも2ゴールをマーク。合計5ゴールを記録していた。

　レヴァンドフスキは当時のファルカオに匹敵する“ロケットスタート”を遂げることに成功した。『Opta』によると、ラ・リーガデビューからの3試合で4ゴールという成績は、21世紀に入ってからのバルセロナで誰も実現していないという。

　なお、2011−12シーズンのファルカオは最終的にラ・リーガで24ゴールをマーク。公式戦通算では実に36ゴールを挙げていた。果たして、バイエルンで5シーズン連続のブンデスリーガ得点王に輝いた“ゴールハンター”は、最終的にどれほどのゴール数を記録することになるだろうか。