トッテナムで構想外のMFウィンクス、サンプドリアへのローン移籍が決定的に
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2022年08月30日 15:18 サッカーキング
トッテナム所属のイングランド代表MFハリー・ウィンクスが、サンプドリア移籍に近づいているようだ。29日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
報道によると、ウィンクスはローン移籍でサンプドリアに加入することになるという。買い取りオプション等については現状明らかになっていない。なお、ウィンクスがセリエAでプレーするために必要な労働許可証が未だ発行されていないものの、現地時間30日火曜日中に作業が終了する予定で、移籍は問題なく完了する見通しだという。イギリス紙『デイリーメール』によると、30日火曜日の夜、または31日水曜日にメディカルチェックが実施され、その後移籍が正式発表されるようだ。
現在26歳のウィンクスは少年時代からトッテナムの下部組織に所属している生え抜きプレーヤーで、2014年にトップチームデビューを飾った。セントラルMFのポジションを主戦場に、ここまで同クラブで公式戦203試合に出場し、5ゴール6アシストを記録している。数年前までは中盤の主力としてプレーしていたものの、近年は徐々に出場機会を減らし、2021−22シーズンのプレミアリーグでのスタメン出場はわずか9試合にとどまっていた。
昨年11月に就任したアントニオ・コンテ監督の信頼を得ることができず、今シーズンは構想外となっていたウィンクス。先月開催された韓国へのプレシーズンツアーにも帯同せず、プレミアリーグでも開幕から4試合連続でベンチ外となっていた。トッテナムが選手本人に他クラブへの移籍を進言したとも一部では報じられており、今夏の去就には注目が集まっていた。
成立すれば、ウィンクスにとっては初めての他クラブへの移籍となる。
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