チェルシー、MFアルバレスに正式オファーも…アヤックスは売却望まず?

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2022年09月01日 15:28  サッカーキング

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チェルシーが関心を寄せるアルバレス [写真]=Getty Images
チェルシーが、アヤックスに所属するメキシコ代表MFエドソン・アルバレスの獲得に関心を示しているようだ。8月31日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイギリス紙『イブニング・スタンダード』などが伝えている。

 今年5月末にトッド・ベーリー氏らが率いるオーナーグループに経営権が移行したチェルシーは今夏の移籍市場で、イングランド代表FWラヒーム・スターリング、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、スペイン代表DFマルク・ククレジャ、U−21フランス代表DFウェズレイ・フォファナらの獲得に成功し、総額2億6800万ポンド(約433億円)の移籍金を費やしている。

 それでも、プレミアリーグ開幕からの5試合で2勝1分け2敗で暫定9位と成績はふるわず。トーマス・トゥヘル監督がさらなる補強を望んでいることから、移籍市場の閉幕までに新戦力の獲得を画策している。

 フォファナを獲得したことで残りの最重要補強は前線だけと見られていたチェルシーだが、フランス代表MFエンゴロ・カンテ、イングランド代表MFルベン・ロフタス・チークが負傷したほか、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチも負傷明けで万全ではないことから、中盤の補強も狙っているようだ。

 そこでターゲットとなっているのがアヤックスに所属するアルバレスだという。報道によると、チェルシーは移籍金4300万(約69億円)のオファーをアヤックスに提示したという。しかし、アヤックスとして売却には前向きではないことも伝えられている。

 アヤックスは今夏の移籍市場で、モロッコ人DFヌサイル・マズラウィ(バイエルン)、フラーフェンベルフ(バイエルン)、コートジボワール代表FWセバスティアン・ハラー(ドルトムント)、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネス(マンチェスター・U)らが退団したほか、30日にはブラジル代表FWアントニーをマンチェスター・Uに売却し、総額1億8000万ポンド(約290億円)相当の売却金を獲得したと見られている。

 そのため、資金を必要としていないことやさらなる主力選手の退団を望んでいないことから、アヤックスがアルバレスの放出を認める可能性は低いと予想されている。それでも、同選手自身は移籍を望んでいることをクラブに伝えているとも報じられており、最終日を迎える今夏の移籍市場で移籍の可能性が浮上しているようだが、果たして両クラブが合意に達することはあるのだろうか。

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