チェルシーがFWオーバメヤンの獲得を発表！　半年でバルサからプレミアに帰還

チェルシーは9月1日、バルセロナから元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが完全移籍で加入することを発表した。

　発表によると、オーバメヤンとは2024年6月30日までとなる2年契約を締結し、背番号は「9」に決定。なお、バルセロナ側の発表によると、移籍金は1200万ユーロ（約17億円）で合意に達したという。

　現在33歳のオーバメヤンはミランやサンテティエンヌなどを経て、2013年夏からドルトムントでプレー。公式戦通算213試合の出場で141ゴールを挙げ、2016−17シーズンのブンデスリーガ得点王に輝いた。

　2018年1月にアーセナルへ完全移籍。公式戦通算163試合の出場で92得点21アシストを記録し、2018−19シーズンにプレミアリーグの得点王に輝いた。また、2020年にはFAカップとコミュニティシールド制覇に貢献した。2019年11月からはアーセナルのキャプテンを務めていたが、昨年12月に「規律違反」を理由に腕章を剥奪されて戦力外に。今年2月1日に双方合意でアーセナルと契約解除し、翌2日にバルセロナへとフリー移籍した。

　2021−22シーズン後半は公式戦23試合で13ゴールを記録し、オランダ代表FWメンフィス・デパイと並んでチーム内得点王となった。しかし今夏、ブンデスリーガ時代にしのぎを削ったポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがバイエルンから加入。オーバメヤンは序列が低下し、今季はまだラ・リーガで1試合の出場にとどまっていた。

　チェルシー加入が決定したオーバメヤンはクラブ公式サイトを通じ、「本当に嬉しく思っている。このチームの一員になれたことは光栄であり、スタートが待ちきれない。プレミアリーグでやり残したことがあるので、戻ってくることができてよかったし、本当に楽しみだ」と意気込みを語っている。