同書では、コロナ禍もあり他人の目が気になってストレスになり、自分の意思で自由に話す・動くことが難しい人が増えている現状に着目。
人間の心のメカニズムを解明する研究もしてきたという明治大学教授・堀田秀吾氏を著者に、「気にしてるのは自分だけ。他人が気にしてるのはその他人自身」であることを明らかにしつつ、さまざまな学術分野の知見に基づく解決策を提案する一冊となっている。
紹介されるエビデンスは、"自分が心配している半分も、他人に注目されてはいない"、"損をしてでも自分の話をするほど、人間の関心は「自分」に向いている"、"人は「動かない」ほど疲れる"など。
いずれも、世界中の超一流研究機関の研究者たちによって行われてきた実証的な研究によるもので、「気にしてしまう人」がいちいち周囲にどう思われるかを気にするのがばかばかしくなり、楽になれるエビデンスが次々と報告されているという。（フォルサ）
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