レノが古巣アーセナルにチクリ…米代表GKの獲得は「パフォーマンスではなく政治の問題」?
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2022年09月07日 21:54 サッカーキング
今夏にアーセナルからフルアムへと完全移籍したドイツ代表GKベルント・レノが、移籍を振り返った。7日にドイツメディア『Sportbuzzer』がコメントを伝えた。
現在30歳のレノは、2018年夏にレヴァークーゼンからアーセナルに加入。加入から3シーズンにわたって正GKを務めたが、2021−22シーズンはイングランド代表GKアーロン・ラムズデールの加入により序列が低下した。さらにアーセナルは今夏、アメリカ代表GKマット・ターナーをニューイングランド・レボリューションから獲得。レノは移籍金800万ポンド(約13億円)でフルアムに完全移籍し、ここまでリーグ戦4試合に出場している。
そんなレノは、ドイツ誌『シュポルト・ビルト』のインタビューで今夏の移籍を回顧。FIFAカタールワールドカップ2022でのメンバー入りが移籍決断の背景にあったかと問われると、「もちろん、それは間違いなく要因の一つだ」と回答した。「代表チームに絡めるかどうかは僕次第だ」とも語り、2021年11月を最後に招集から遠ざかっているドイツ代表への復帰に意気込みを示した。
また、レノはアーセナル退団の別の要因となったターナーの加入にも言及し、「シーズンの準備段階に気づいたのだが、パフォーマンスではなく、政治の問題なんだ。それでハッキリした。僕はここを出なければならないとね」とコメント。アメリカ市場へのマーケティングのため、自身よりもターナーを優先したと古巣を批判している。
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