3シーズン連続でELに挑戦するレアル・ソシエダは、グループE開幕節でマンチェスター・Uと対戦。守備の要であるDFロビン・ル・ノルマンが負傷により欠場した一方で、MFダビド・シルバやMF久保建英らが先発メンバーに名を連ねた。レアル・ソシエダは59分、MFブライス・メンデスがPKを決めて先制に成功。試合はこのまま1−0で終了し、白星スタートを切った。
2020−21シーズンのEL・ラウンド32でマンチェスター・Uと対戦し、2戦合計スコア0−4で敗北を喫したレアル・ソシエダ。2年越しの再戦となり、見事に『オールド・トラフォード』で勝利したアルグアシル監督は「きっと今、世界中で私より幸せを感じている人はほとんどいないだろ。チームやスタッフ、ファンも同じように喜んでいるはずだ」と陶酔。続けて「強敵なのは分かっていたけど、自分たちのプレーをすればチャンスがあると思っていた。彼らのようなチームと対戦する時は、いろいろなことを成し遂げた上で、ちょっとばかしの運も必要なんだ」とすべてを出し切ったことを語った。
また、同試合前に行われた記者会見では“たとえ負けようとも、ラ・レアルらしさを体現しよう”と口にしていたアルグアシル監督は「私たちがやろうとしてきたことのすべてに満足している。たとえ負けても、私たちは私たちらしく、個性的でなければならなかった。今日はすべてが思い通りになったよ。でも、まだグループステージの初戦だから、次の試合のことを考えなければならない」と改めて強調しつつ、「（ダビド・）シルバをスタメンで起用するということ…このピッチで7勝を挙げている彼がいることで、“勝利のチケット”を入手しやすくなるんだ。あえていうなら、ここで8勝目を手にするものはいないだろう」と百戦錬磨の“マジシャン”の存在が大きかった、と明かしている。
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