ハフィーニャ、チェルシー加入拒否の理由を明かす「バルサが夢だった」

バルセロナに所属するブラジル代表FWハフィーニャが、チェルシーからのオファーを拒否した理由を明かした。10日、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。

　今夏リーズからバルセロナへと移籍したハフィーニャ。当初はチェルシーがリーズと移籍金5500万ポンド（約91億円）程度でクラブ間合意に至っていることが報じられていたものの、同選手がバルセロナへの移籍を夢見ていたことから、移籍は実現せず。その後、リーズはバルセロナとも合意し、最終的にバルセロナに加入することとなった。

　バルセロナ加入後、公式戦5試合で1ゴール1アシストを記録しているハフィーニャはスペイン紙『La Vanguardia』で「チェルシーからのオファーを拒否したかって？そうだね。なぜなら、バルセロナのシャツを着ることが僕の夢だったからだ」と語り、次のように続けた。

「ロナウジーニョが加入して以来、若い頃から彼らを追っていた。僕はその一部になりたかった。財政的にどんなに強力であっても、その願望はどのオファーよりも強かった。ここに来て、登録されることは難しいかもしれないということも理解していたが、クラブが努力していることも知っていた。だから、問題となっていた経済的な状況を信じて応じることにした」

「僕はポルト・アレグレの非常に貧しい地域であるラ・レスティンガで生まれ、とても貧しい子ども時代を過ごした。しかし、家族からは物よりも謙虚さと価値観の方がはるかに大事だと教えられた。それに何度も救われたんだ」