ユヴェントスとインテルがベンフィカ所属のスペイン人DFアレハンドロ・グリマルドに引き続き関心を寄せているようだ。10日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
現在26歳のグリマルドはバルセロナの下部組織出身で、2016年1月にベンフィカに加入。左サイドバック(SB)を主戦場とするプレーヤーで、同クラブでここまで公式戦260試合に出場し20ゴール53アシストを記録している。スペインのA代表の招集経験はないものの、年代別の代表には名を連ねており、U−21スペイン代表として2試合の出場経験がある。
そんなグリマルドに対し、ユヴェントスとインテルが関心を寄せているようだ。両クラブともベンフィカで印象的な活躍を見せている同選手を以前から高く評価していたとのことで、今夏の獲得も検討していたという。結果的に今夏の移籍は実現しなかったものの、両クラブともに来年1月に開幕する冬の移籍市場に向けて、引き続きグリマルドの動向を注視していくようだ。グリマルドに関しては、比較的低コストでの獲得が見込まれるだけでなく、給与の金額もそれほど高くないことから、交渉のハードルはそれほど高くはないと伝えられている。
グリマルドとベンフィカとの現行契約の期限は2023年6月末となっている。報道によると、選手本人は新たなクラブでの挑戦を希望しているとのことで、ベンフィカとの契約延長交渉は現在停滞しているという。こうしたことから、来年1月にグリマルドが契約満了を待たずして他クラブへの移籍を決断する可能性も低くはないと『フットボール・イタリア』は指摘している。
なお、同選手に対してはアーセナルやニューカッスルといったクラブからの関心も現在噂されている。