CLレンジャーズvsナポリが1日延期…エリザベス女王崩御で警備体制に問題

欧州サッカー連盟（UEFA）は11日、チャンピオンズリーグ（CL）・グループステージ第2節の日程変更を発表した。

　日程が変更となるのは、CL・グループステージ第2節のレンジャーズvsナポリの一戦。当初は13日にスコットランドのグラスゴーで開催予定となっていたが、14日に変更となることが決定した。

　変更理由については8日にエリザベス女王が崩御したことを受け、イギリス全土で追悼をめぐる催しが開催されており、それに関連して警察の人員が制限されていることが挙げられている。なお、両チーム間で行われるUEFAユースリーグの試合も13日から14日に延期されることになる。

　また、アウェイのファンは試合会場に入れないことも発表。これを受け、スポーツの公平性の問題からレンジャーズのファンはナポリで行われる第5節の試合に入場できないことにもなった。さらに、UEFAはこのような状況であることから、ファンに対してイギリスへの渡航を控えるように呼びかけている。

　なお、今週のミッドウィークにはレンジャーズvsナポリのほかに、CLではリヴァプールvsアヤックス、チェルシーvsザルツブルク、マンチェスター・Cvsドルトムント。ヨーロッパリーグ（EL）ではアーセナルvsPSVなどホーム開催となる試合が予定されているが、これらの日程がどうなるかはまだ不透明となっている。