出場機会減少のアセンシオ…アンチェロッティ監督が心境明かす「彼の怒りには共感できる」
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2022年09月12日 11:33 サッカーキング
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、11日に行われたラ・リーガ第5節マジョルカ戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ラ・リーガ開幕4連勝スタートを切り、首位に立つレアル・マドリードは11日、第5節でマジョルカと対戦した。MFフェデリコ・バルベルデの同点弾で勢いづくレアル・マドリードは72分、FWヴィニシウス・ジュニオールが逆転ゴールを決める。さらに89分、FWロドリゴが追加点を挙げると、後半アディショナルタイムにはDFアントニオ・リュディガーがダメ押しとなる4点目。試合はこのまま4−1で終了し、レアル・マドリードは『サンティアゴ・ベルナベウ』で勝ち点3を手にした。
まずアンチェロッティ監督は、同点ゴールを決めたMFフェデリコ・バルベルデについて「とても重要な存在だ。フェデリコは非常によくやっている。その謙虚な姿勢は将来、彼がリーダーとしてチームを引っ張るときに役立つ。ここには口先だけではなく、模範となるリーダーがたくさんいる。これも重要なことなんだ」と謙虚な姿勢を評価するとともに、ベテラン選手から学ぶことの重要性を説いている。
ここまで公式戦2試合の出場にとどまっているMFマルコ・アセンシオ。同試合でも出場機会は訪れず、ベンチでフラストレーションを爆発させるシーンも見られたが、アンチェロッティ監督は「正直なところ、2枚替えを考えていた。2−1になっていなかったら、マリアーノとアセンシオを投入するつもりだったよ。運が悪いことにルーカス(・バスケス)がケガをしてしまい、残り1回の交代機会を使わざるを得なかった」と披瀝。続けて「彼が怒るのも当然なこと。試合に出たい、重要な存在であると感じたい、ということは当たり前のことなんだ。私は、彼の怒りには共感できる。それでいいんだ」とアセンシオの気持ちを汲み取っている。
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