一時代が終焉を迎え…ボヌッチが“ユヴェントスたる姿”に言及「このクラブには勝利しかない」

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2022年09月12日 13:14  サッカーキング

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勝ち切れない試合に言及したDFボヌッチ [写真]=Getty Images
ユヴェントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、11日に行われたセリエA第6節サレルニターナ戦を振り返った。同日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 セリエA第5節終了時点で2勝3分といまいち波に乗り切れないユヴェントスは11日、第6節でサレルニターナと対戦した。2点のビハインドを追うユヴェントスは51分、DFグレイソン・ブレーメルのゴールで1点差に詰め寄ると、後半アディショナルタイムにDFレオナルド・ボヌッチがゴールネットを揺らす。試合はこのまま2−2で終了し、ユヴェントスは土壇場で勝ち点1を手にした。

 試合終了間際には、コーナーキックからFWアルカディウシュ・ミリクが頭で合わせて、逆転に成功したかと思われたユヴェントス。しかしVARが介入し、オフサイドポジションにいたボヌッチがプレーに関与したと判定され、ゴールが取り消されてしまった。この判定について、ボヌッチは「レフェリーの説明では、僕が積極的にプレーに関与したということだった。それでも、あのコースに飛んだボールをルイージ・セーぺ(サレルニターナのGK)が弾くことは難しかっただろうし、僕の位置が彼のセーブを妨げたとも思えない」と心境を吐露した。

 2020−21シーズンのスクデット戴冠を逃し、セリエA連覇が「9」で止まると、翌2021−22シーズンは無冠に終わるなど、一時代の終焉を迎えたユヴェントス。クラブが抱える問題に向き合う必要があると口にしたボヌッチは「この2シーズン、僕たちはジェットコースターのような試合を続けてきている。これではいけないんだ。この問題は、全員が理解しなければならないこと」と披瀝。さらに「どんな相手でも10分、15分と時間を与え、結果を疑われるようなことがあってはならない。ユヴェントスには勝利しかない、これを理解する必要がある。それがこのクラブの強みであり、メンタリティだからね」と“ユヴェントスたる姿”を強調した。

 また、ボヌッチは「ここ数年で、僕たちは大きく変わったんだ。世代交代が進み、このシャツの重みがどのくらいなのかが分からなくなった」と告白。続けて「試合でもトレーニングでも、ベストを尽くさないと。この試合から学べることは、メンタリティの問題だと思う。前半のパフォーマンスは許されない」と試合を振り返りつつ、向上心を示している。

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