バルサのシャビ監督(左)とアラウホ(右)が、カディス戦の出来事を振り返る [写真]=Getty Images 10日に行われたラ・リーガ第5節のカディスvsバルセロナにおいて、試合途中にカディスサポーターが心臓発作のために一時心肺停止状態になった件について、試合後にバルセロナのシャビ・エルナンデス監督とウルグアイ代表DFロナルド・アラウホがそれぞれコメントした。11日、バルセロナの日本語版クラブ公式ツイッターが伝えている。
カディスvsバルセロナでは、バルセロナが2点をリードしていた後半途中にカディスサポーターが心臓発作を起こしたことで試合が一時中断となった。両チームの選手たちが心配そうにスタンドの様子を伺うなか、現場では救命措置が施され、当該サポーターは無事蘇生。その後に地元病院に搬送され、ICUにて容体が安定したことが確認された。なお、試合中断が長引いたため、選手たちは一旦ロッカールームへと下がり、事態収束後に試合が再開。再開後にバルセロナが2点を追加し、4−0で勝利を収めた。
試合後、インタビューに応じたシャビ監督は、以下のように命の大切さを語った。そのインタビューの内容を、バルセロナの日本語版クラブ公式ツイッターが伝えている。
「サッカーを超える状況だった。席から落ちて、心臓発作を起こしたと聞いた。カディスとバルサ、審判三者が試合を中断することで一致した。僕らが話しているのは、一つの人間の命だ。命より大事なものはない。できる限り、早い回復を願っている」
また、試合中断中にピッチ上で祈りを捧げていたアラウホは、自身のツイッターで以下のようにコメント。その内容を、同公式ツイッターが引用した。
「昨日の、@Cadiz_CFJP のファンに多くの力と恵みを送りたい。常に一番なのは、健康だ。僕ら全員が一刻も早い回復を祈っている」
【動画】シャビ監督が、カディスサポーターの無事を受けてコメント
🗣 チャビ「サッカーを超える状況だった。席から落ちて、心臓発作を起こしたと聞いた。カディスとバルサ、審判三者が試合を中断することで一致した。僕らが話しているのは、一つの人間の命だ。命より大事なものはない。できる限り、早い回復を願っています」#CadizBarça pic.twitter.com/MMmi1c4lZM— FC バルセロナ (@fcbarcelona_jp) September 10, 2022