マンチェスター・Uに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、5人交代制の重要性を語った。11日、クラブ公式サイトが伝えている。
今シーズンは11月からFIFAワールドカップカタール2022が開催される影響で例年よりも過密日程となっており、毎週のようにプレミアリーグや欧州の大会、FAカップ、カラバオ・カップなどの試合が複数予定されている。
しかし、昨シーズンまで試合中の交代人数は3人だったプレミアリーグでも、今シーズンからは他国の主要リーグや欧州大会と同様に5人交代制に変更されている。「(チーム全体が)非常に重要になる」と語ったエリクセンはこれがエリック・テン・ハフ監督とチームにいい影響を与えることを強調した。
「今年が5人交代となったことはとても良かったと思う。多くの選手にプレッシャーを与えることができるし、監督にももっと選択肢を与えることになる。(直近のプレミアリーグに)途中出場していた選手たちは非常にうまくやっている。彼らは自分たちを証明しようとしているし、先発の選手たちもより良くしなければならない」
「多くの試合が予定されているし、チームにはいい選手たちがいるから、全員の力が必要になり、いい後押しにもなる。だから、全員が自分たちの場所のために戦わなければならない」
今夏、ブラジル代表MFカゼミーロらとともにマンチェスター・Uに加わったエリクセンは「誰もが違う特徴を持っていて、どの試合でどのような特徴の選手が必要か決断するのは監督だ」とコメントしつつ、ポジション争いについて言及した。
「カゼミーロがやってきて、すでにどれほど強いか見せているし、勝者でもある。フレッジとドニー(・ファン・デ・ベーク)も長年プレーしてきた良い中盤の選手だ。スコット・(マクトミネイ)とは非常にうまくやっているし、それは試合を見ればわかるだろう」
「改善できるところはたくさんあるが、それは僕たちが進んでいる良い道のりでもある」