クラブ史上初のブンデス首位! ウニオン・ベルリン指揮官は先を見据える「ファンはお祝いを…」

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2022年09月12日 18:24  サッカーキング

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ブンデス首位に立ったユニオン・ベルリン [写真]=Getty Images
ウニオン・ベルリンは11日、ブンデスリーガ第6節でケルンに勝利し、クラブ史上初となる同リーグ首位に立ったようだ。12日付で、ドイツ紙『kicker』が伝えている。

 ブンデスリーガ第5節終了時点で3勝2分の4位につけているウニオン・ベルリンは、11日に行われた第6節でケルンと対戦。ウニオン・ベルリンは3分、MFシェラルド・ベッカーのクロスが相手のオウンゴールを誘発すると、この1点を守り抜いて勝ち点3を上積み。上位チームがのきなみ勝ち点を落としたこともあり、第6節終了時点で首位に浮上。『kicker』によると、DDRオーバーリーガ(旧東ドイツにおける1部リーグ)で、1967−68シーズンの第7節と1970−71年シーズンの第1節終了後に2位につけたことがあったものの、国内リーグ戦で首位に立つのはクラブ史上初という。また、同リーグ史上34クラブ目に首位に立ったクラブにもなったようだ。

 母国スイスの“名門”チューリッヒや“強豪”バーゼルなどを指揮した経歴を持ち、2018年夏からウニオン・ベルリンを率いるウルス・フィッシャー監督。クラブ史上初の快挙を達成した同指揮官は「ファンは相応のお祝いをすることが許されている」と語りつつ、「私は、少し違った見方をしている。順位表を見たとき、特に満足感が大きかったのは勝ち点14を獲得していること。この先、うまくいかない局面も必ずあるはずだ。順位表のトップにいるけど、この瞬間を切り取ったに過ぎないからね」とこの先の戦いを見据えている。

 2021−22シーズンのブンデスリーガ第28節から今季の第6節まで、リーグ戦13試合無敗の“ディ・アイザネン(クラブの愛称)”。ヨーロッパリーグ(EL)との2つのコンペティションを併用するウニオン・ベルリンは15日、EL・グループD第2節でブラガと対戦する。そして中2日で、ブンデスリーガ第7節ヴォルフスブルク戦へと臨む。また今節はベンチ外だったものの、同クラブに所属する日本代表MF原口元気の活躍からも目が離せない。

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