V・ファーレン長崎は13日、同クラブ所属のMF秋野央樹が手術を受けたことを発表した。
クラブの発表によると、秋野は左大腿直筋肉離れとの診断を受け、8日に手術を実施。全治までは約6カ月を要する見込みだという。
現在27歳の秋野は柏レイソルの下部組織出身。同クラブのトップチームや湘南ベルマーレでのプレーを経て、2019年夏にレンタルで長崎に加入。翌年2月に完全移籍に移行した。今季は負傷の影響もあり、ここまで明治安田生命J2リーグで1試合、天皇杯で2試合の出場にとどまっている。
秋野はクラブの公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「今年2度目の手術、長期離脱になります。この2シーズン、チームの力になることができず申し訳ないですし、とても悔しいです」
「今回病院で診断を受けた時も、頭が真っ白になりました。しかし、自分以上に長期離脱をしている仲間、何回手術をしてもピッチで活躍している仲間を見てきたので、自分だけ下を向いてはいけないと思いました」
「6月の天皇杯の鹿児島戦。あの光景、あの時の拍手は、僕の心の中に深く刻まれています。あれほど多くのサポーターが待ってくれていると思うと、長いリハビリも頑張れます。今できることを全力で。必ずパワーアップしてピッチに戻ります」
「今シーズンも残りわずかになりました。選手には皆さんの力が必要不可欠なので、引き続き応援よろしくお願いします」