「試合に勝利し、歴史を変える」…シャビ監督が”難敵”バイエルン撃破に意気込み

バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督がバイエルン戦に向けた意気込みを語った。12日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）・グループC初戦を白星で飾ったバルセロナ。現地時間13日に行われる第2節では、近年CLでの大敗が続いている”難敵”バイエルンと敵地で対戦する。

　試合前日の会見に臨んだシャビ監督は「我々は世界最高のチームと戦うことになる。バイエルンにはCLで2回しか勝利したことがないし、彼らの本拠地では一度も勝てていない。難しい挑戦であることはわかっている。しかし、我々はその挑戦を成し遂げられると思っている。コンディションも良く、希望を持ってここに来た。明日はしっかりと戦えると思っているよ」と”難敵”撃破に向けた意気込みを語った。

　また、同監督は9カ月前の対戦（2021年12月／CL・グループステージ／0−3で敗北）を振り返りつつ、次のように語り、自身の率いるチームが当時と比べて格段に進化を遂げていると強調した。

「9カ月前とは多くのことが変わり、色々なことが改善された。特にメンタリティーの変化は大きいと思っている。我々は恐れることなく立ち向かう。勝つために前に出ていき、高い位置からプレッシャーをかけ、ボールを保持できるようになった。これこそがバルサの戦い方だ。我々はそういった個性と正しい姿勢を手に入れたんだ。勝利が我々に自信を与えてくれた。今の我々には競争力がある。試合に勝利し、歴史を変えることだってできるだろう」

　試合展開については「接戦になると思う。どちらのチームもボール保持を求め、できるだけ早くボールを奪い返そうと高い位置からプレッシャーをかけるだろう」と予想し、「ピッチ上で全てを尽くし、しっかりと戦えれば、勝利するチャンスがあるだろう」と勝利への自信ものぞかせた。

　注目の一戦は日本時間14日の午前4時にキックオフを迎える。