来夏に契約満了のカンテ、チェルシーとの延長交渉が難航…クラブは2+1年契約を提示か

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2022年09月13日 18:40  サッカーキング

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チェルシーで活躍しているカンテ [写真]=Getty Images
チェルシーに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテの契約延長交渉が難航しているようだ。12日、イギリス紙『アスレティック』が伝えている。

 2016年の加入以来、中盤の主軸として活躍しているカンテ。現行契約の期限が2023年6月末までとなっていることから、チェルシーが同選手との新契約締結に向けて交渉を行なっていることが以前から明らかになっている。

 報道によると、交渉は2021年から行われており、チェルシー側は当初1年間の延長オプション付きの3年契約をカンテに提示していたという。しかし、今年5月のオーナー交代の際に両者の間の交渉が一時中断。新体制となったクラブ側は、条件等の見直しを行い、8月にカンテに対し新たなオファーを口頭で提示したとされている。

『アスレティック』によると、新たに提示されたオファーは、1年間の延長オプション付きの2年契約だったという。しかし、カンテ側はより長期間の契約を望んでおり、現段階でオファーを承諾していないようだ。両者の交渉は今後も続くと見られているが、仮に進展がなかった場合、カンテが来年夏にフリーでチェルシーを退団する可能性もありそうだ。

 現在31歳のカンテは母国のUSブローニュやカーンでのプレーを経て、2015年8月にレスターに完全移籍で加入。豊富な運動量を武器に中盤の主軸として活躍し、2015−16シーズンの”奇跡のプレミアリーグ制覇”に大きく貢献した。2016年夏には3200万ポンド(当時レートで約44億円)とも報じられた移籍金でチェルシーに加入。同クラブでも主力として活躍し、ここまで公式戦262試合出場13ゴール15アシストという成績を残している。
 
 果たしてチェルシーとカンテの交渉は、今後どのように進展していくのだろうか。

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