スポルティングが終盤の2ゴールでトッテナムを撃破! 守田はスタメンで71分までプレー

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2022年09月14日 03:56  サッカーキング

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試合の均衡を破ったスポルティングのFWパウリーニョ
チャンピオンズリーグ(CL)・グループD第2節が13日に行われ、共に白星でスタートしたスポルティング(ポルトガル)とトッテナム(イングランド)が対戦した。

 前節、敵地でフランクフルト(ドイツ)に3−0で勝利したホームのスポルティングは、日本代表MF守田英正がダブルボランチの一角として先発。そのフランクフルト戦からの変更点はひとつで、左ウイングバックにヌーノ・サントスが入った。

 一方のトッテナムも前節のマルセイユ戦から入れ替わったのはひとりだけ。3バックの一角にベン・デイヴィスが入り、最前線にはリチャーリソン、ハリー・ケイン、ソン・フンミンの3選手が並んだ。

 序盤から主導権を握ったのはアウェイのトッテナム。スポルティング陣内でゴールを伺ったが、ホームのスポルティングもカウンターで応戦。7分には縦に早い攻撃でマーカス・エドワーズがボールを持ち込み、最後はペドロ・ゴンサウヴェスがシュートまで持ち込んだが、コースを狙ったボールは相手GKウーゴ・ロリスの好守にゴールを阻まれた。

 その後はスポルティングもトッテナムのプレッシャーに慣れ始め、拮抗した展開に。トッテナムは25分、左サイドのイヴァン・ペリシッチが上げたクロスにリチャーリソンが頭で合わせるが威力を欠き、42分にはケインのスルーパスに反応したリチャーリソンがゴールネットを揺らしたが、オフサイド。すると前半アディショナルタイムに、エドワーズの個人技からスポルティングに決定機が到来する。しかし、フランシスコ・トリンコンのリターンパスを受けて放ったシュートは再びロリスに阻まれた。

 迎えた後半、49分にトッテナムがセットプレーの流れからエメルソン・ロイヤルのシュートでゴールを脅かし、54分にはボックス左からケインがシュートを放ったが、GKの牙城を崩すには至らない。スポルティングは71分、中盤で安定したパフォーマンスを見せていた守田に代えてソティリス・アレクサンドロプロスを投入。トッテナムもソンを下げてデヤン・クルゼフスキを送り込んだ。

 しかし、試合に大きな動きは見られないまま時間は経過。試合はそのまま終了を迎えるかと思われたが、90分に右サイドでパスを受けたペドロ・ポロがカットインから左足でシュートを放つと、これはGKロリスの好セーブに阻まれるも、左CKにニアサイドのパウリーニョが頭で合わせてスポルティングが先制する。さらにアディショナルタイムに投入されたアルトゥール・ゴメスがドリブルでボックス内に侵入してゴールネットを揺らし、途中交代の2選手が結果を残したスポルティングが2ー0で勝利。見事、連勝スタートに成功した。

 
【スコア】
スポルティング 2−0 トッテナム

【得点者】
1−0 90分 パウリーニョ(スポルティング)
2−0 90+3分 アルトゥール・ゴメス(スポルティング)

【スタメン】
■スポルティング(3−4−3)
GK:アダン
DF:G・イナシオ、コアテス、M・レイス
MF:P・ポロ、ウガルテ、守田(71分 アレクサンドロプロス)、N・サントス(90+2分 R・エスガイオ)
FW:トリンコン(76分 パウリーニョ)、エドワーズ(90+2分 A・ゴメス)、P・ゴンサウヴェス

■トッテナム(3−4−3)
GK:ロリス
DF:ロメロ、ダイアー、B・デイヴィス
MF:エメルソン、ホイビュルク、ベンタンクール、ペリシッチ
FW:リチャーリソン、ケイン、ソン(72分 クルゼフスキ)

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