バルセロナが同クラブ所属のスペイン代表MFガビとの新契約締結に近づいているようだ。13日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ガビとの現行契約が2023年6月末で満了となることから、同選手との新契約締結に向けた交渉を活発化させていたバルセロナ。この度、両者の交渉が合意に達し、新契約の締結が確実となったようだ。
報道によると、バルセロナはガビと新たに2026年6月末までの4年契約を締結することで合意に達したという。バルセロナ側は当初、ガビ側の要求した条件を提示することができていなかったようだが、複数選手の売却で得られた資金によって条件面の改善が可能となり、この度合意に漕ぎ着けたとされている。クラブによる正式発表は近日中に行われる見通しとなっているようだ。
なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バルセロナは新契約締結に際し、ガビの契約解除金を10億ユーロ(約1400億円)に設定する可能性が高いという。また、同選手の給与も大幅にアップすると見られている。
現在18歳のガビは2015年にベティスの下部組織からバルセロナの下部組織に加入。昨年8月にトップチームデビューを飾り、2021−22シーズンはプロ1年目ながら公式戦47試合出場2ゴール6アシストという成績を残した。今シーズンもすでに公式戦7試合に出場している。18歳ながらルイス・エンリケ監督率いるスペイン代表でも主力に定着しており、ここまで公式戦10試合に出場し1ゴールを記録している。
なお、『マルカ』の報道によると、来年1月にガビの背番号が現在の「30」から「6」に変更される可能性が高いという。