ここまで公式戦全8試合に出場…35歳FWジルーの“飽くなき情熱”「いつもピッチに立ちたい」

ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、14日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）・グループE第2節ディナモ・ザグレブ戦を振り返った。同日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　セリエA王者の称号を引っさげて、CLへ臨んでいるミラン。グループE開幕節ザルツブルク戦で引き分けたミランは、14日に行われた第2節でディナモ・ザグレブと対戦した。前半アディショナルタイムにFWオリヴィエ・ジルーが先制点を挙げると、47分にMFアレクシス・サレマーカーズが追加点。その後、1点を返されたものの、77分にMFトンマーゾ・ポベガが決めて再びリードを2点差に広げる。試合はこのまま3−1で終了し、勝ち点3を獲得。またCLの試合では、2013−14シーズン以来となる『サン・シーロ（本拠地）』での勝利となった。

　まず、ジルーは「ラストパスの精度も上がっていたから、もっと得点を奪えたと思う。簡単な試合ではなかったけど、よくやった」と振り返り。また「チャンピオンズリーグは最も美しい大会。しっかりとやって、グループステージを突破したい。第2節を終えて、勝ち点4。上手くいっているし、とても落ち着いている。冷静さと自信が必要なんだ」と決勝トーナメント進出に向けて意気込みを語った。

　ここまでの公式戦全8試合に出場し、その内6試合で先発出場しているジルー。まもなく36歳の誕生日を迎える同選手は「どんな時でも、チームを助けるためにプレーしたい。今日もいい感じだった」と口にしつつ、「僕はとても競争心が強いから、交代させられたことには少し残念な気分。でも、この感情はいつも抱くことなんだ。監督が、僕を休ませたいのは理解している。だけど、僕はいつもピッチに立ちたい。“常にプレーしたい”という情熱だよ」とサッカーへの“飽くなき情熱”を明かしている。