好調を維持するアーセナル、DFホワイトが語る”昨季との違い”「ピッチ外での行動や姿勢も…」

アーセナルに所属するイングランド代表DFベン・ホワイトが、現在の自身やチームの状況について言及した。14日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　今シーズン、開幕からここまで5勝1敗と好調を維持しているアーセナル。加入2シーズン目となったホワイトも右サイドバック（SB）として開幕から6試合連続でスタメン出場を飾り、安定感のあるプレーでチームの躍進に貢献している。

　アーセナルに加入してからの1年間を振り返ったホワイトは、「選手としてというよりも、人間として成長したと思っている。アーセナルのようなビッグクラブでは、自分が考えていた以上に色々なことが起こるからね。もちろん選手としてもより自信を持てるようになったし、監督が求めるレベルのパフォーマンスを発揮することが楽しみになっているよ」と自身の成長を実感していることを明かした。

　ホワイト加入当初のアーセナルは、プレミアリーグの開幕から3連敗を喫するなど苦戦を強いられていた。ホワイトも「加入当初は厳しいスタートだったよ。ブレントフォード戦（2021−22開幕戦）に出場したが、良い試合ができなかった。僕はメディアから散々叩かれた。そんなこと言われる筋合いはないんだけどね」と語り、昨シーズン序盤戦が難しい時期であったことを認めている。そのうえで、同選手は今季のチーム状況を次のように分析した。

「昨シーズンと比べると、とても変わったと思うよ。チームにより一体感があり、トレーニングの仕方も違う。僕たちのピッチ外での行動や姿勢、精神も変わった。ミケル・アルテタ監督のもとでの仕事はとてもエキサイティングだよ。何が起こるのかわからない状態でトレーニングに参加できるのは良いことだと思う。毎日、ミーティングをするのかしないのか、ミーティングでは何をするのか、何も知らないままトレーニングに来るんだ」

　今後はプレミアリーグの他に、クラブとして初制覇を狙うヨーロッパリーグ（EL）の戦いも本格化する。昨シーズンとは大きく変わった姿を見せているアーセナルでの、ホワイトの今後の活躍に期待がかかる。