ブレントフォード指揮官、英代表に初招集のFWトニーに言及「才能を発揮できると信じている」

ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督が、同クラブ所属のイングランド代表FWイヴァン・トニーについて言及した。15日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　2020年9月からブレントフォードに在籍しているトニー。FWの主軸としてここまで公式戦通算96試合出場で52ゴール19アシストを記録。今季のプレミアリーグでも開幕から6試合で5得点2アシストをマークしている。その活躍が評価され、9月のUEFAネーションズリーグ（UNL）に臨むイングランド代表にも初招集された。

　トニーの代表初招集について、フランク監督は「イヴァン（・トニー）にとっても、我々にとっても素晴らしいことだ。彼や彼の家族、そしてこれまでのクラブで彼の成長を助けてきたすべての人々に敬意を表するべきだね」とコメント。続けて、同選手の代表選出がクラブやクラブのスタッフにとって大きな意味を持つ出来事であると強調した。

「クラブにとっても大きな功績だし、スタッフにとっても大きな出来事だ。我々のチームが多くの代表選手に恵まれていることを光栄に思うよ。彼らは日々成長し、最高レベルの舞台で自分に何ができるのかを示している。そして我々はそれをずっと見てきた。これまで共に旅をしてきた選手が国の代表に選ばれた時、我々はいつだってそのことを誇りに思うよ」

　また、同監督は「彼は選手としても人間としても優れた素質を持っている。みんなにとっては明るい話題となるだろう。彼が代表でも自分の才能を発揮できると信じているし、十分な活躍をして出場機会を掴むことを願っているよ。そうなればブレントフォードのみんなにとっては最高の1日になるだろうね」とトニーへの期待を語った。

　UNL・リーグA・グループ3で勝ち点「2」の現在4位につけているイングランド代表は、23日にイタリア代表、26日にドイツ代表との対戦を控えている。初招集となったトニーのプレーにも注目だ。